第46章 original~霊障篇~
「わかったよ!!!!やるよ!!!!」
「おう!そうこないとな!」
……あれ?のせられた?
「よーし、じゃあ決まりですね!!!!隊長!次回のセラピーのときに潜入して、壺が開いてる間に斬魄刀をちょいっと入れちゃってください!大丈夫です、折れたりなんかトラブルあっても、始解の状態なら、涅隊長が直してくれますよ!」
「これ、」
「チャドくん、これ、セラピーの日程表じゃないか!」
「ええ!いつの間にこんなものを?」
私を置いて話が進んでいる……
「なんか上手くのせられた……辛い……隊長なのに、、、こんなんじゃ舐められちゃう」
「いやいやいやいやいやいや」
リンが大袈裟に首を振る
「隊長舐める人なんていませんって!!!」
「駄目隊長だし、人間だし、子どもだし、、、、」
「見た目は冬獅郎もそうだけどな。」
「副隊長のやちるちゃんより歳上にみえるよ!」
織姫さんのそれはフォローにはなってませんね。
「そりゃ、他の隊長より歴が浅いし?そもそも死神になってからの歴も浅いんで、なんかそういうことは仕方ありません!見た目もそうですし、人間であることも!でも、隊長舐めたりできませんよ!!」
リンのフォローが私の心を慰めにはならないものなのだが、なぜ彼女はやりきった感をだしているのだろう。
「全部踏まえて隊長には適わないってみんな思ってます!」
「大丈夫か?彼女、壊れる寸前に見えるが……」
リンが私の肩をかしっと掴んだ。
「私やレン、天月ちゃんにレミリアちゃん、東雲四席、ほかの席官、一般隊士が全員で貴女に挑んでも勝てません。」
「いや?貴女の卍解の能力には勝てる気しないけど?」
「それはこっちもですよ!……じゃなくて!!!ほんと、もう、隊長はめっちゃ強いんです!!!戦闘は圧倒的ですけど、ほんともう色んな面で強いんです!!!!なのに優しいんですよ!!!!!!だからね、隊長が隊長であることに不満なんて感じません!こんな隊長
、好きになるのは仕方がないって思わせるんですよね!!!!」
(ガタッ
という効果音がどこからか聞こえた気がするが、スルーしておこう。
「熱意は伝わった、褒めても給料は増えないよ。」
「うそ……」
リンのテンションが急に下がった。なんだよ、それが目当てかよ。
「冗談はさておき、私がやればいいんでしょ。」
