第46章 original~霊障篇~
チャドさんの最もすぎる意見に納得したが、リンが首を振る。
「どういう仕組みだかわかりませんけど、一定量になったら壺の中の霊力が勝手に移動するんですって。」
だったら尚更、霊力を感知してそこへ移動させた方がいいのでは?
「そうは言いますけど……あの程度の霊力じゃ……それに、壺に入った霊力感知、難しいんですよ。あの中にはたくさんの人の霊力が入ってるはずですけど、皆さん感じないでしょ。遮断されてるんですよ。」
「そこはリンの力でなんとか……!」
リンに向かって拝んでみる。
「鏡を壺の中に入れこめばいいんじゃないかな!」
織姫さんが閃いたと言わんばかりの表情で言った。
「術を施してある鏡を入れて、鏡ごと移動してくれるなら可能です。でも、霊力だけ取られて鏡は置き去りに一票です。」
「斬魄刀入れてしまえばいいんじゃね?霊力そのものだろ?」
「リンの斬魄刀って刀身が鏡だから、良いんじゃない?」
「斬魄刀手放すのは無理です!怖い!」
「物理的に考えても無理だろう。君のように形状変化できるものならともかく。」
良い策が浮かばない、空気が重くなったとき、リンがはぁっと息を呑んだ。
「そうですよ、隊長の斬魄刀ですよ!!!!」
「鉄だから姿は写るけど、鏡とは言い難いよ?」
「花月です!百花乱刀にしておくもよし!隊長の斬魄刀だったら、霊力探知も出来ます!」
うーわ、そう来たか、、、
と頭を抱える。斬魄刀を一時的に手放すのは辛い。
「隊長は鬼道でなんとかできますし!」
リンのプレゼン能力の高さが仇となり、意見がまとまってきた。
あとで気付くが、喜助さんに知恵を借りていればこんな危険な賭けをしなくてもよかった。
私がうんともすんとも言わないのを見て、リンの意見に賛成である一護が私に悪い笑みをみせる。
「お前、隊長の面じゃねえよ、それwww」
wwwってなんだよぉぉぉと心の中で叫んだ。
「はぁぁむかつく!!!護廷隊士でもない一護にそんなこと言われたくないね!!!!」
「ほら、そうやってすぐつっかかるところとかも」