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【BLEACH】

第46章 original~霊障篇~


「目的が分からない。それでも突撃するのか?記換神機とやらで記憶を変えても、あの言い方では各地でこういったことをしている。つまり、末端を潰しても意味は無いのでは?」

石田さんの冷静な分析はなるほど一理ある。

「記換神機はいつでも持ってこられますが、どうしますか。」
「リン、ここの本部に行くこと出来ないかな?」
「本部、ですか?ネットに書いてある住所のところなら座標も絞れますから可能っちゃぁ可能ですけど。」
「君が言いたいのは、中核のことだろう?」
「そう。例えばおひいさまの実家とか。」
「おひいさまをストーキングすれば可能です。住所とか手がかり無しに私の能力だけで中核や本部を探すのは厳しいです。」
「どうしたものか……。」


そこでなんと一護が閃いた。


「なぁ、お前が傍にいなくても、鏡さえあれば、鏡使って瞬間移動させるのって可能だよな?」
「そう簡単にできるといわんでくださいな!この秘術をここまで扱えるのは、現当主のあたしたちと、『鏡山の双璧』と尸魂界で名を轟かせた、7代前の当主だけなんですよ!」
「どういう理屈でやってんだそれ。」

一護が珍しく頭を使っている。聞けば頭は悪くないらしいし、元々脳筋ってわけではない……のかな?

リン曰く。

鏡、水、窓などに対象者の姿が映っていれば、かなり遠い所でも感知ができる。

鏡山の術式が施された手鏡が近くにあれば、感知能力が上がるらしい。その例として虚圏という果てしなく遠い所にいる私を感知できた。

対象を感知した後、移動先は座標が分かるところ、もしくは誰かの霊力を目印にして、近くの鏡などを媒介にした鏡山式"どこでもドア"が完成する。
手の届く範囲の者を移動させるよりはるかに霊力消費量が多いので、基本的に連続使用するような術ではない。故に『秘術』らしい。

「じゃあ、石田たちが奪われた霊力が本部へ運ばれたらそれを感知すればいいんじゃないか?」

おう、その手が!と皆の顔が明るくなる。

「ま、待ってくださいよ?!あの程度の霊力で!?ほら、今感じます?壺の中の霊力。感じないでしょう?!」

「じゃあもっと霊力奪われてくる?」
「そうした方がいいのならば構わないが……」

石田さんとチャドさんは顔を見合わせた。

「壺を持ち出すのについて行けばいいだけでは?」

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