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【BLEACH】

第46章 original~霊障篇~



おばさんは頷くとまた優しく微笑んだ。

「わかりました。では、今日は簡易ですがセラピーを始めましょう。どうぞ、横になって。」

織姫さんが横になると、アロマが焚かれた。

「あーこれだめなやつ。リン、一護を外に。」
「おいなんでだよ!」
「言ったでしょ、霊力を奪われたらまずいのは一護だって。」
「井上を見離せと?!」
「そうはいってない。私たちでどうにかする。」
「俺より今すぐあの女を止めろ!」
「駄目です、見えてない以上、余計なことは出来ません。」

そう言ってリンが鏡を向けると一護が鏡に吸い込まれた。

「リラックスしててね。」
「はい……」

織姫さんは眠気に抗っているようだ。

「この匂い、結構きますねぇ」
「織姫さん、もし霊力全てもってかれる程だったら一応こちらから邪魔をする。少々は我慢して欲しい。」

織姫さんは小さく頷いた。

暫くすると織姫さんは眠りについたようだ。


おばさんは瓶を掲げて言葉を紡いだ。

不協和音の旋律のようなそれは鼓膜が震える度に胸が刺さりそうになる。

「これって、詠唱かな、?」
「人間に詠唱ってできます……?」
「わかんない……でも言霊って言葉もある。もっと言えば聖書とか教典とか祝詞なんかその類だと思う。」

幸い、私たちの霊力が奪われることはなかった。

しかし、織姫さんの霊力は着実に奪われていている。

暫くすると瓶を密封し、それを手伝っていた人に手渡した。

「リン、あの瓶、隙を見て取って来れる?あと、中での会話とか聞いてきて。私も織姫さんが起きてからすぐ行く。」

リンはわかりましたと元気よく返事をして、瓶を持った人について行った。

あの瓶には織姫さんの霊力しか入ってない。ということは花月の力で霊力を分析して抽出する必要なく織姫さんに戻せる可能性がある。

「織姫さん」

織姫さんを起こすため、回道で魂魄を刺激した。

「んん……」
「お目覚め、早かったですね。」

おばさんに声をかけられて織姫さんは手のひらをみた。

「貴方は見える人のようですね。なので、今回だけでどうにかなることではないです。予約して来てください。」
「ありがとう……ございます。」

私は織姫さんに向けて言葉を投げた。

「一護たちと一緒にいてください。探索します。」

織姫さんはまた軽く合図して去っていった。


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