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【BLEACH】

第6章 Prologue:護廷十三隊



「あんた知らなかったのね。そうそう、あいつ消えたのよ。そのせいで余計な仕事ばっか増えちゃって」

一番隊隊舎の中に私の自室が設けられた。

休憩室兼書斎となっていて毎日乱菊さんがサボリにくる。
今日は非番の雛森さんも一緒だ。

「自力で逃げるなんて考えられません。」
「誰かが手を引いたとでも?」
「それは……」
「檻の中で息絶えたか、自力で逃げた後息絶えたかのどちらからしいですよ」
「誰から聞いたのですか?」
「藍染隊長よ。」
「藍染隊長ならなにか知ってるのかな?どうも腑に落ちなくて」
「それなら私がアポとっておくよ。」
「ほんと?ありがとうございます!」


数時間後

「失礼します。」
「佐伯くん。まずはおめでとうだね。最近忙しくて言う機会がなかった。遅くなってすまない。」

優しく微笑む藍染隊長

「ありがとうございます。こちらこそ時間をとってもらってすいません。」
「構わないよ。…破面のことだったね。」
「はい。破面は死んだのでしょうか。」
「憶測で言うのは好きじゃないんだけど恐らく、死んだよ」
「死因は私ですか?」
「死んだと仮定して言うならその可能性は0ではないね。」
「そうですか。」
「死なないように弱らせたつもりだったから悔しいのかい?」
「はい。自分の技術不足で」
「君はそう自分を責めない方がいい。この件は君のせいではない。君に非は無いんだからね」
「でも」
「まさか、これで信用を失ったとか思っているのかい?」
「………こんな形で死神になってきっといいように思ってない方もいらっしゃるはずです。じ…総隊長の命令には背きましたが意向に沿えたのに…これじゃ総隊長をはじめみなさんに申し訳なくて。それに自分を過信していました。もっと力をつけなきゃ」

彼は目尻に皺を寄せた

「僕を含め護廷十三隊隊長全員が君のことを認めているよ。少なくとも隊長と副隊長はね。だからいまここに君がいる。むしろもっと自信もっていいんだよ。力のある者は相応の地位が与えられる。これがここの摂理だ。わかるかい?」
「……」

「君が原因で破面が息絶えたことを仮説として立てても君は死神として認められた。つまり、君の言葉でいう技術不足でも死神としての能力素質があると認められたんだ。誰にだって間違いや失敗はある。なにも気にする事はない」
「そうでしょうか」
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