第6章 Prologue:護廷十三隊
2日後
「今より佐伯ポインティを死神と認定し特務隊に配属することを命じる。」
特務隊。護廷十三隊のどこにも属さない死神だ。
私のために作ってくれた。
現世での生活もあるために護廷十三隊に縛られないこの措置はありがたかった。
特務隊を指揮するのはじぃ先生。
つまり私の直属の上官はじぃ先生ということになる。
まぁ何はともあれということで、私は死神となった。
「じゃーん!ほら、アンタの死覇装、新調したのよ!ミニスカの予定だったけど、雛森がうるさいからノーマルの死覇装にしてあげたわ。」
「ポインティちゃんにあれはまだ早いですよ」
「着替えてきます!」
死神の証、真っ黒の死覇装。
「うん、アンタよく似合ってるわ。」
「本当ですか??」
「うん、かっこいいよ!」
私は週に1日尸魂界を訪れる。任務がある時は迅速に行い
何も無い時は他の隊の補佐や空座町の見回りを行う。
その他緊急招集された場合はすぐさま命令に従う。
もっと忙しくても良かったのにな
「ポインティちゃん、おめでとさん」
「ギン隊長!」
廊下を歩いていたら後ろから声が聞こえた
「よぉ頑張ったなァ。あんなわけのわからんもん制圧できるなんて普通の隊士じゃできへんよ。」
「そんなことないです。」
「子どもなんやからもっとはしゃいで喜ばな、可愛げないで?可愛いけど」
「可愛いって?よく言われます〜」
「ほんま、おもろいな〜あぁ、あかんあかんこんなとこで道草してたらイヅルに怒られるわ。」
「忙しいんですか?」
「あーそっか、ポインティちゃん知らんのや。」
「なにがですか?」
市丸は距離を縮めてヒソヒソ声で言った
「あの破面、どっかに行きはったんや」
「え?」
市丸の顔を見る。
「ポインティちゃんが帰ったあとなんやけど、破面が逃げたみたいやで。」
「そんな……私、体が動かないように毒いれたのに」
「あの後、すぐ巡回したけど霊圧の感知もできんくってな。結局力尽きて死んだんやろって。」
「そんな……」
「二番隊の人たち荒かったらしいしな〜しゃーないしゃーない。で、今はその処理に追われてるんや。やから今はゆっくりしてられへんねんや。ほな、行くわ。またお祝いしてあげるから、近いうちに遊びにおいでなー」
破面が消えたなんて……
そんなこと信じられない