第1章 Prologue:
「あぶねえだろ!!見えてるんなら逃げろ!!」
「す、すいません……だって………ここに黒い人いないと思ってたから……」
「黒い人?」
2人は自分たちの装いを見た
「黒い人じゃねぇ。死神だ。」
「し、死神!?」
彼らは死神について手短に話した。
「というわけで、別に魂とって食おうなんてしてないわよ?」
「ですよね、私達を護ってくださってますもんね……」
「お前、俺たち以外の死神を見た事あるのか?」
「はい、空座町に住む祖母の家の近辺で必ず見ます。貴方より少し背の高い中学生みたいな黒髪のお姉さんですけど。」
「やっぱり、ルキアが前に言ってた気がするわ。ところで、今はそんなに霊力感じないけれど……さっきのは、なに?」
「さっきのですか?……こう、この辺に力が回るように集中して集中して解放したら出るんです……今、やってみましょうか?」
「俺に向かって打て。相殺する。」
「い、いいんですか?」
「問題無い。」
少女は少年に向かって手を翳した。
「はっ!!」
霊力の塊が少年へ向かっていく。
少年は手を翳して霊力の塊と同質同等の霊力ぶつけて相殺した。
「どうです?隊長?」
「…………。」
「あのー」
「鬼道で間違いないな。」
「えぇ!!普通の人間……よね?それにしてもこの霊圧……」
「松本、上に報告しろ。」
「あ、はい」
少女はびくびくした様子で2人を見ていた。
「名前は?」
「えと佐伯ポインティです。」
「佐伯、いつから使えるようになった?」
「空座町に行ったときなんだか嫌な感じがして、そこに近付いたら化物と黒い人が戦っていて、それから霊的なものが見えるようになったんです。煙炊かれたんですけど、後からその事も思い出しました。この町ではあんまり化け物は見ないんですが、最近出てくるようになって…ここには黒い人は来ないので、見えてる私が化物倒さなきゃって思って弟のバッド持って……」
「虚を倒したのか?!」
「ホロ……?はい、倒しました。」
「どうやって!?」
「なんだか、力が湧くんです。オーラみたいなのを扱うっていう言い方変ですけど……バッドにそのエネルギーを送って、虚を叩いたら痛がったので……でも足叩いても全然倒せないと思って、そこに転がっていたテニスボールにも同じようにエネルギーを込めて投げたら顔に当たって……消えました。」
