第41章 決戦
戦いの後、転界結柱による現世の空間の歪みなどを修復する作業に追われた
「やっと怪我治ったのにぃ~」
「世を酷使するな!休ませろ~!」
「今朝退院したのに、この仕事覚えろとか言われて駆り出されてる。隊長なのに」
「皆さん、口よりも手を動かしてください。」
「はいはい」
レミリアの的確な指示で歪みを直していく。
「やば。私、そろそろ帰らなきゃ。みんな、残りお願いね!」
「えぇ!隊長ずるい!」
瀞霊廷に戻る。
「ポインティちゃんもう働いとんの?」
と声をかけられた。
「今朝退院して、そのまま現世に行きました。平子さんは動いていいんですか?」
四番隊で療養しているはずの平子さんに声をかけられた
「べつにそこまで重傷やなかったし。」
「怪我、治って良かったです。」
「お互いさまやろ~」
そう言って手すりに身を乗り出した
「変わらんなぁここは。」
眼下の景色を懐かしむように見つめている
「十二番隊はかなり変わりましたよ。あ、あと一番隊。」
「あぁ、やけに新しい建物あったな。あれポインティちゃんとこのか。」
「はい、そうなんです。」
「現世に比べたら、ここは時間の流れがゆっくりや。」
「現世の100年って……怒涛の時代でしたね。」
「ほんまやで。上から火の玉落っこちてくるわ飯無いわ大変やった時あったわ~。今はだいぶ住みやすなったし、あっちもええかなと思うけどな。」
「……いつまでこちらに?」
「ひよ里が目ぇ覚めたら帰る。」
「そうですか。」
「そう悲しい顔せんでも、現世で会えるんやから。」
「はい!」
「あ、ポインティちゃんどっか行くんやなかったん?」
「……あぁ!提出期限が!!」
「早う行き!」
「平子さん!またね!」
あの戦いからはやくも1ヶ月が経ち、それぞれが万全と言えずとも忙しい日々を送っている。
「隊長、朽木ルキアさんがいらっしゃってます」
「通して」
「今朝退院して、もう仕事か。」
「みんな回復しきってないのに、私だけのうのうと寝てるわけにはいかないよ。それで、どうしたの?」
「一護が目を覚ました。」
一護のことは聞いていた。
「一護のことだからすぐにでも帰ろうとしてるんじゃない?」
「あぁ、もっとゆっくりすれば良いものを」
「レン!少し抜けるね。」
「わかりました。残りの書類は僕が引き継ぎます」