第41章 決戦
「この傷をここまで治したんッスか。」
「私は彼を助けたい!!ギン隊長を助けたい!」
「助かりそうですか」
「助けます」
「助けたところで、拘束されると思いますよ」
「そんなことさせない。」
「勝機はあるんスか?」
「あります。」
彼女の覚悟が見えた。
「……止めたりはしないッスよ。」
現世へ派遣されているアフロの死神に記換神機を使用した。
「対死神用記換神機試作品ッス。彼が次に目を覚ました時、今この瞬間から前後15分の記憶は消えるでしょう。彼の義骸も帰ったら用意しますか。」
そう言うとポインティは嬉しそうな表情をした
「…ありがとう!喜助さん!!」
喜助さんが手助けしてくれる
そう思えば治療も進んだ
「私の斬魄刀の能力、色々あるように思えますが、根本は空間に纏わる能力なんです。彼らの能力でギン隊長を私の精神世界へ連れて行きます。それなら誰にも捕らえられることは無い。」
ギン隊長は既に深い眠りにつかせてある。
「乱菊さん、必ず助けます。」
「ありがとう……ポインティ…ありがとう。」
待機していたヴルトゥームを呼ぶ
「あれ、ポインティさんのだったんですか?」
「そうですよ。」
「…いやぁ……書物で読んだことありますけど…あれ直視していいんスか?」
「一部だから大丈夫。」
ヴルトゥームの妖精がギン隊長に触れると、共に消えていった。
私は両手を床についた
「乱菊さんの治療もしなきゃ、」
「あんたの治療を優先しなさい。心臓がやられてるじゃない」
「…まだ動くので問題ないです。乱菊さん」
乱菊さんのお腹に手を当てる
それを喜助さんが黙って見ていた。
「喜助さん、怪我は大丈夫ですか?」
「はい、応急処置はしてもらいました。」
乱菊さんに軽い応急処置を施した後
「コホコホッ……乱菊さん、軽く止血だけしただけなので、すぐに四番隊に向かってください。」
血を吐いてしまった
「一護のお父さんも治療してあげなきゃ。」
一心さんに花月から霊力を送る
簡単な治療を行った
「花月の霊力も底をついたかな」
「……ポインティさん、霊力があまり残ってないでしょう。貴女も四番隊へ向かって治療を受けなさい。」