第41章 決戦
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なんとか動けるようになった頃には既に現世に藍染はいなかった。
そして一心さんもいなかった。
彼は恐らく息子さんに"最後の月牙天衝"とやらの修得を手伝ってるんでしょう。
テッサイさんが手筈通りに来てくれたお陰で四番隊を待たずに治療を受けられ……いや、四番隊がアタシたちを治療してくれるかわかんないっスけど、とにかく、夜一さんが無事なことを確認した後
穿界門を通常の方法でダメ元で開いてみたら扉が現れた。
中に入ることも出来た。
藍染はきっと尸魂界にいる。
そして尸魂界にはポインティがいる。
101年振りの故郷の空気を懐かしむ暇なくポインティさんの髪飾りの機能でポインティさんのいる正確な場所を割り出した。
髪飾りの機能が動くということは、周りに虚がいるか、ポインティさんの霊力が著しく落ちているかだ。
恐らく後者だろう。
騒音と藍染の鉛のような重い霊圧を感じる。
藍染との戦闘中。
彼は直接的なことは言ってないが一つ一つの言葉を拾えば
ポインティが虚圏でどんな生活を-何をされていたか薄々勘づいた。
アタシを裏切ることッスか。
いいや、貴方を護ることができなかったアタシのせいなんですよ。
アタシに嫌われたくない、
アタシもですよ、ポインティさん。
アタシも貴女に嫌われたくない。
しかし、アタシが貴女に相応しくないなら身を引きます。
アタシの願望よりも貴女の幸せを望みますから。
本物の空座町を駆け回った。
藍染の霊圧はあちらの方にある。
きっと黒崎サンが戦っているんでしょう。
そして遂に必死な顔で市丸ギンの治療をするボロボロのポインティを見つけた。
「喜助さん、目を瞑ってください……お願いします」
市丸ギンを助けさせてという彼女の切なる願いはひしひしと伝わってきた。
貴女が心臓を貫かれても動いているのは崩玉の力でしょう。
本人が気付いてるか知りませんが
藍染とは違う意味でコントロールしている。
今、アナタは彼を助けたいと思ってるでしょう?
助かりますよ、彼は、きっと。
貴女が望むならば