第41章 決戦
「有沢 啓吾 水色 宝生 観音寺 ……芋山さん」
「車谷善之助だ!!わからんならわからんと言ってくれ!!」
「みんな、そこにいてくれ。」
「ほんとに一護……だよな?」
あまりの変わった様子に友人ですら一護かどうか錯覚している。
「ポインティ」
「一護……」
「ありがとう、俺のダチを守ってくれて。」
「ねぇ霊圧はどうしたの」
落ち着いた雰囲気の一護からは何も感じない
しかし、顔つきが違った
私の問に答える事はなく、地面に寝かされた一心さんを見た
「頼めるか?」
私は頷いた。
「黒崎一護!私は君に幻滅した!今の君から何も感じない!!」
確かに、一護から霊圧が消えている。
でもなぜか、今の一護ならば藍染に勝てるかもしれないとそう思えた。
「ここじゃ皆を巻き込む」
と言って一護は藍染の額を掴むと遠くへ行った
その様子を見て私はあっけに取られたが、
ギン隊長を蘇生するのに、今の状況を見られるのはまずい。
「水月、言いたいことわかるよね」
『外からの干渉を妨害し、彼の存在を隠します。』
「ポインティちゃん、説明してくれよ、一体、一護はどうしたってんだ」
「花月、こっちにも」
花月が蔓を私に巻き付け、霊力を送る。彼らからの質問に答える余裕など無い。
なんとか胴体の方は応急処置をした。斬られた腕を繋ぎ合わせる。本格的な治療はしたことはないが、迷ってる暇はなかった。
「…ら ん菊」
「ギン?!ギン……!!」
ギン隊長は私を見た。
「……こんなこと しても……ボク……捕まるだけやのに……もう、縛られるのは嫌やのに……」
「貴方を四十六室に渡しません。…色々あったんで…反抗してやろうと思います。」
色々というのは喜助さんのことだが、ギン隊長にしたって、上がこの事態に気付いていれば、こんな運命を辿らなくて済んだのだ。
「ポインティ、心臓が…」
自分の治療よりギン隊長を優先しなければ。
すると、ある人物が近づいてきた
喜助さんの霊圧だ
「ポインティさんその怪我…!」
喜助さんは私の治療している相手に目をやった
私の霊力が少ないためか、水月の幻術が切れたようだ。
「喜助さん、目を瞑ってください。お願いします!!」
私は喜助さんに訴えた。彼を助けさせてくださいと。