第41章 決戦
私はそれを薄くあけた目で見ていた。
しかし次の瞬間……
「...ギン……!!」
ギン隊長の斬魄刀が藍染隊長を貫いた
「鏡花水月の能力から逃れる唯一の方法は、完全催眠の発動前から刀に触れておくこと。その一言を聞きだすのに何十年かかった事やら...護廷十三隊の誰一人それを知るものはおらへんのに、みんな藍染隊長を殺せる気ィでおるもんやから、見とってはらはらしましたわ」
刀を引くと、そこから鮮血が溢れでた
「藍染隊長を殺せるんは、ボクだけやのに」
「...知っていたさ。君の狙いなど知った上で私は君を連れていた...君が私の命をどう狙うかに興味があったからだ。だが残念だギン。君がこの程度で私を殺せると...」
「思うてません」
胸を抑える藍染はその言葉に口を噤む
「見えます?ここ、欠けてんの。今、藍染隊長ん中に置いてきました」
と己の斬魄刀を指した
「....何...?」
「ボクの卍解の能力、昔お伝えしましたよね?すいません、あれ嘘つきました。言うた程長く伸びません。言うた程早く伸びません。ただ伸び縮みする時、一瞬だけ塵になります。そして刃の内側に細胞を溶かし崩す猛毒があります」
藍染の動きが止まる
「...解ってもろたみたいですね。今、胸を貫いてから刀を戻す時、一欠けだけ塵にせんと藍染隊長の心臓ん中に残してきたんです。あぁ、ポインティちゃんの花月の毒の抗体作ってはったみたいですけど、この毒の抗体持ってる人なんて誰一人おりません。だって今日始めて使ったんですから。」
「....ギン....!!」
「喋るんやったら早うした方がええですよ、まあ早うしても死ぬもんは死ぬんやけど」
ギン隊長は斬魄刀を藍染の心臓の前に添えた
「死せ【神殺槍】」
藍染の上半身は毒により、巨大な孔ができる。
そして崩玉が露となった
「胸に孔が空いて死ぬんや、本望ですやろ?」
ギン隊長は崩玉を抜き取ると、その場から逃げたした
藍染から霊力が吹き出す
「……ギン、隊長」