第41章 決戦
「君も感じたか。崩玉が共鳴しているのを。」
「…そうみたいですね。」
「そうか、崩玉は私以外の者の手にあることを許さないか。」
そう言って私に手を伸ばした
「貴方には渡さない」
しかし崩玉が共鳴しているのは感じる。
このまま抜け出してしまうのではないかと思うほどに。
藍染と少し距離を取りヴルトゥームに攻撃させるも跳ね除けられた。
私の霊力が減ってるせいでヴルトゥームの力も弱ってる。
「さて、君に崩玉は相応しくない。返してもらおう。」
と藍染が目の前まで迫ってきた。
その瞬間、虚の仮面が砕ける
強い脱力感と疲労感、倦怠感が一気に襲ってきた
そのまま地上へ落下していく。
「君は良く楽しませてくれた。せめてものお礼だ苦しまずに死なせてあげるよ。」
指の先から虚閃のような霊圧を圧縮したものが放たれた
ほんの少し身体をよじったが私の心臓を僅かに捉えた
地上へ落ちる寸前にヴルトゥームが私を抱えた。
心臓からどくどくと血が溢れる
「……っ」
「苦しまないようにしてあげたというのに愚かだな。」
『はやく、応急処置を!』
花月が斬魄刀から蔓を出し、私に巻き付き霊力を注ぐ
私は力を振り絞って痛み止めと止血をする。
ヴルトゥームが私を守るように、壁となった。
その時、ある霊圧が近づいてきた。
「あぁ~ポインティちゃんもうあかんやん」
とギン隊長だ。
彼を横目で見た。
「....戻ったか。彼女はどうした?」
「殺しました」
彼女…私は乱菊さんの霊圧を探った
…消えている
「...確かに、霊圧は消えているしかし驚いたな…君はもう少し彼女に何かしらの情があるものと思っていたが」
「情ですか。あらしませんよ、そんなもん...ボクは蛇や。」
「そうか。ギン、下がれ。ポインティとあの人間を殺した後、死体を吊って王鍵の創造にかかる。」
そう言って藍染の刀身に触れる
「ここはボクに任せてください。手負いとあんな人間…藍染隊長が相手すべきちゃいますやろ」
「ギン……」