第5章 Prologue:試験
風月を振りかざしながら鎌鼬で攻撃した
「馬鹿だナ、霊力が無い鎌鼬はただの風ダ」
私はそれでも霊力を込めて技を繰り出した。
風の刃は身体を裂くも、霊力を吸収する為回復する
「愚かダ、死神。攻撃するほど俺は強くなる、大人しく俺に食われロ」
「残念、死神ではないんですよ」
「な二?」
左手の鎌を振り上げ霊力を貯める
「風月【旋風撃序】破道の五十八【闐嵐】」
「闐嵐は竜巻を起こす技です、乱菊さん少し離れましょう。」
鎌から出た竜巻と闐嵐は共鳴し大きな竜巻へと変化する。
「斬魄刀と鬼道の合わせ技みたいね。」
「霊力の塊、食ウ」
虚は竜巻に向けて刀の切っ先を向けた。
「縛道の六十一【六杖光牢】」
虚の動きを一瞬封じる
「馬鹿だな、霊力で作られた拘束具を俺にかけるなんて。」
六杖光牢が解かれていく
「こんなの、時間稼ぎにもならなイ」
竜巻が近付き、虚は刀を前に出して霊力を吸収し始めた
「愚かだ……ッ」
霊力を吸収することに夢中になっている虚の背後をとって、鎌を振り下ろした。
胴体と首が真っ二つになっている。
『へっへ~鬼道と秋風の旋風撃序は囮だったんだよ!六杖光牢でさらに気を引いておいて、私でぶった斬るってね!』
『霊力を吸収する者に鬼道効かないのは百も承知。物理攻撃に特化した風花の斬撃が有効だって主は気付いてたみたいだね!』
虚の霊圧が消え肉体も粉々になる。
「仮面を砕いた虚……か」
と深刻そうな顔をする吉良副隊長と対照的に
「まぁ!倒せたんだからいいんじゃない?ささ、ここにも町はあるはずよ!帰る前に甘いもの食べにいきましょ!」
と笑顔で言う乱菊さん。
その後。街へ出て甘い物をたくさん食べた後に帰宅した。
「食べ物の経費、ほんとにいいんですか??」
「大丈夫、大丈夫〜予算で落としてもらうからっ!ね?イヅル?三番隊がなんとかするわよね?」
「えっ??!」
「ねっ???? 」
「そんな、あんまりですよ……」