第36章 過去編~事件~
「砕蜂さん相変わらずですね。」
「そうッスね~」
「さぁて、あっちに置いてきた白とローズが気になるから俺はそろそろ行く。惣右介。」
「はい」
平子隊長やローズさん白さん、夜一さん、喜助さんは藍染副隊長と同じように最高学年の視察に向かっていたという。
その最中、異様な死神の霊圧を感じて各々飛んできたと。
ギンは散歩だったらしい。
「狙いはなんだったのでしょうか。」
「うーん。真央霊術院なのか。藍染副隊長か、それとも」
2人が私を見る。
「わたし?」
「前に襲われたこともあるから用心すべきじゃな。」
「私、恨みかうことしたのかな…そりゃ気にくわない人はいるとは思うけれど……」
と視線を伏せた
するとぽんぽんと頭を撫でてくれた喜助さん
「ポインティさんは恨みをかわれるような人じゃありませんよ。」
「でも……」
「大丈夫ッス。ポインティは僕が必ず守ります。」
「……喜助さん。」
「離れの警備を厳重にしておこう。」
「ありがとうございます、夜一さん。」
「じゃあ儂はあいつらから話を聞いてくる。」
と夜一さんがいなくなった。
「喜助さんたちに迷惑かけてる気がする。」
「そんなことありませんよ。」
「先生……?」
と門から顔を出したさっきの生徒
「蓮美先生!襲われたと聞いてこちらでも対処してました!お怪我はございませんか?」
と同僚の先生も一緒だ。
「はい。大丈夫です。すぐに死神の皆さんがかけつけてくださったので。」
「十二番隊隊長浦原喜助殿!!」
とお辞儀をする先生に続き後ろの2人もお辞儀する。
「あぁ、いや、頭を上げてください。」
「えぇと、夜一さんも平子隊長ももう各々戻っていったみたいですけど、喜助さんはどうするんですか?」
「僕も戻ります。ポインティさんも一緒に行きましょう。」
「でも今日お手伝いの日じゃないですよ」
「ポインティさんが襲われたかもしれないっていうのに一人置いていけませんよ。隊首室、自由に使ってもらって構いませんから。」
「じゃお言葉に甘えて。」
翌日
「先生!」
「あぁ、昨日は大丈夫だった?」
昨日巻きこまれた女子生徒とその友人何人かに囲まれた