第35章 過去編~十二~
私は喜助さんが創設したという技術開発局へ向かった
連勤が続くようになり、わざわざ帰るのが面倒だろうから十二番隊で休めばいいと喜助さんが気を使ってくれた。
だから私はここのお手伝いを名乗り出た
「凄い!なにこの機械!!大きい!」
「おまぇぇぇ!なぁぁに女連れ込んどんねん!!」
と金髪の少女が声を荒らげた
「あっ、ひよ里さん、おはようございます〜」
「おはようございますちゃうわ!誰や!こいつ!!」
「あれ?ひよ里さん知らないッスか?」
「蓮美ポインティです。真央霊術院で講師してます。」
「蓮美ポインティ……聞いたことあるわボケ!!!なんで鬼道上手い人がここおんねん!!」
「連れてきました」
「何でやいうてんねん!」
「特に理由は……」
「なんやてぇぇ?!逢い引きか?!エロいことするんちゃうやろうなぁ!!」
「私たち、家族なんです!」
「職場に嫁連れてきたんか!お前!!しかも随分とわっかい嫁やの!!」
「いやいや、兄なんです!私は流魂街出身なので、つまりはそういうことなんですけど、兄なんです!」
「つまり、『妹みたいなモン』ってやつやろ?!そんなん下心ありまくりの関係やんけ!!ほんでそんなイモウトが何しに来とんや!!」
「ひよ里ちゃん、私、お手伝いに来たの!」
「ちゃんはいらんわ!気持ち悪い!お手伝いってなんや、なんかできるんか?」
「ビーカー洗うとか?」
「能無しやんけ!」
「ひどっ!!」
「朝からうるさいネ」
と異様な姿の局員
「涅マユリさん?」
と尋ねてみた
「なんだネこの小娘は。」
「もうその話は終わったんや!!」
「君の中ではそうなのかもしれないが私はなにもしらない。そのことはトリアタマの君でも分かるだろう。それとも?状況判断もできないような子供が副隊長の腕章を着用してるとは滑稽だネ」
「蓮美ポインティです。」
「名などに興味は無い。何の為にここにいる?」
「お手伝い……?」
「能無しか。私の視界に入らないようにしておくれョ」
と、準局員のような形で書類をまとめたりするようになった。