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【BLEACH】

第32章 過去編 ~序~


浦原喜助



彼との出会いをきっかけに



私達は四楓院家の隠れ家で二人で暮らすようになった。



字や読み書き、計算

尸魂界の仕組みなども教えてくれた。




「霊力があるということは、私も大きくなれる?」
「霊力の高さにもよりますが、安定するまでは成長します。実際僕もゆっくりですが成長してますし。」
「お兄ちゃんって何歳なの?」
「うーん、現世の年齢で言えば……12歳くらいでしょうか?」
「じゃあ夜一さんも?」
「はい、あっ、彼女はここで生まれたんッス。前に言いましたよね?尸魂界でも子どもは生まれるって。夜一さんはここで生まれたんッスよ。」
「夜一さんはお姫様なのね!」
「ああ見えて、そうなんッスよ。ポインティも年齢の割には学があるようですし、現世では、教育が受けられる階級の家庭の子だったのでは?」
「ん〜。あんまり思い出せないの。私は夜一さんみたいな高い身分ではなかったと思うよ。私をお世話してくれる乳母とかいた気はするけれど。」
「見ていたら、そういう階級の子どもだったとわかりますよ。夜一さんよりも、ポインティのがお姫様らしいっス」

反応に困ってすこし笑った

「じゃあ、いつか現世に転生するのかな?」
「そうッスね、60年以上経てばそのようになるそうです。」
「私ね!現世に行きたい!この前、こっちに来たっていう小梅ちゃんっていう子の、住んでいたところが、面白そうなところなの!行ってみたいなぁ。」
「現世は時間の流れが早いっスから、僕らが転生される頃には、また違ったものが見られるでしょう」
「ここで死んだら霊子になるんでしょ?そんなのやだよ。」
「なかなか死ぬことは無いっスけどね~」
「早く転生したいなぁ~」



2人で過ごす時間が増えるにつれ、喜助さんは『転生を願う私』へ複雑な情が湧くようになった

それが貴女の願いならばと思うけれど、僕は貴女とここで暮らしていたい。





私もずっと喜助さんと共にいたいと思っていたけれど、この頃の幼い私には転生することで喜助さんと離れ離れになることを気付くことが出来なかった。


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