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【BLEACH】

第30章 いるべき場所



「ごめんなさい……ごめんなさい…喜助さん」


"喜助さん"


その言葉を聞いた時、思わず抱きしめた。

壊れ、崩れ落ちそうな貴女の心。

自分が護れるか、貴女を。
いや、護らなければならないんだ。



この胸で何度も、何度も何度も、擦れ、震え、怯えるように懺悔する。



貴女に謝られる資格などないというのに。



「もう、謝らないでください。ポインティサン。」
「…刀を向けたことも、なにもかも……私、もう貴方に合わせる顔がない……」


しきりに謝るポインティサンをさらに強く抱きしめた



「もう謝らないでください。罪悪感で押し潰されているのはアタシの方です。」


耳元でそう言うと、体が硬直した。


そのままの状態で話した

「アタシは貴女に謝られる資格なんてない。いや、寧ろ貴女に謝らなければならないのは自分なんスよ。」


ポインティサンの鼓動が大きくなっているのがよく分かった。





「どうしてですか……」




「ずっと昔、謝罪しても、し尽くしても、許されないことを貴方にしてしまったんです。」



ポインティサンはきゅっと拳に力をいれた

手が震えているのがわかる








「それって……貴方が悔やんでるのって……
私の前から姿を消したこと……?」





思わず彼女の顔を見た



不安げな表情でこちらを見ている。




「ポインティ…?」
「……もうやだ……こんな辛いの…」


また俯くポインティサン



「…やはり記憶が……」


「もう今、いろんなことが流れ込んで……よく分からない…私は誰なの……?わからない。」


この人は"ポインティ"だ

だけど、"ポインティサン"でもある。



「…100年間もずっとずっと私のこと」
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