第29章 現世戦力一掃命令
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「よう、来ると思っとったぞ!」
穿界門を開けてすぐ待ってたのは四楓院夜一さんだった
「夜一さん!!隊長が……隊長が」
「落ち着け、リン。ポインティは無事じゃ。」
「ほ、本当に?」
「夜一殿、隊長は今どのように?」
「今、浦原商店で寝かせてある。」
「じゃあ起こすのはやめた方が良いですね……」
夜一さんは隊長の容態を簡単に教えてくれた。鏡花水月のものではない催眠状態にかかってること。それを解く方法がわかるまでは眠らせておくつもりだということ。それが出来次第すぐ尸魂界へ帰すこと。
「治療はこちらでするよりも四番隊にしっかり見てもらう方が最善じゃろう。」
「そんなに酷い怪我なんですか!」
「いいや、見たところそんなことはない。が、専門の者に診てもらうべきだろう。」
「そうなんですか……」
「私達は、状況を見て隊長を保護しろと指示されました今はまだその時では無いようですね。リン副隊長、今日は一旦引いて、その旨を報告しましょう。"状況を見て"という事は、隊長をここで休ませるべきだと判断するならここで休ませろ、という事です。私はここの方々に任せるのが最善かと。」
「……そうね、そうしましょ。」
「ポインティに会って行くか? 」
そう言われて居間の隣の部屋に向かった
部屋には厳重な結界が幾重にも張られている。
その中で、白い寝巻きを着た隊長が眠っている。
少し痩せているように見える。
「テッサイと喜助と儂、そして雨しか入れないようになっている。破面がポインティに接触しないようにな。」
「でもこれ、内側から出られないようにする結界の方が多く張られてませんか?」
「目覚めて暴れだすかもしれないからと念のためにな。」
「浦原殿からも話を聞きたいのですが」
「喜助は休ませている。最近研究室に篭もりっきりでろくに寝ていなかったからの。今はポインティが帰ってきたことに安心したのか、眠っている。」
「あの方のそういうところ、相変わらずですね……。分かりました、それなら結構です。帰りましょう、リン副隊長。皆に隊長は無事だと伝えなければ」
「うん……そうだね。」