第29章 現世戦力一掃命令
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ポインティが手首を抑えて苦しみだしたと思えば、霊圧が波のように唸っている
霊力の制御が出来ていない。
足場を作ることもできず、落下していった。
咄嗟にポインティを抱き抱え地上に降りる
「ポインティサンどうかしたんスか!?」
「……うら、は……さん……」
「はい」
「に…げて」
まさか本当に爆弾か?
と思うより先に次のアクションが起きていた
ポインティが斬魄刀を鞘から出すのを見逃さなかった
ギリギリのところで杖で受け流す
「どうしちゃったんスか?」
ポインティの目に光が無い
再び斬魄刀で斬り掛かる
流石、隊長だけあって、総隊長直々の弟子だけあって
無駄のない攻撃だ
無駄がないことは逆に言えば予想もしやすい。
「催眠術の類か」
ポインティサンはなにも答えずに自分を攻撃する
瞬歩で距離を取ったがいつの間にか背後にいた。
「ポインティサン、瞬歩使っちゃダメっすよ」
肉体のままの瞬歩は霊子で体を守らなければ肉体が裂けてしまう
しかし、お構い無しで瞬歩を使う
このまま虚化などされたら……
優先すべきは肉体を守ること……か
紅姫で応戦しなければまずいかもしれないが
杖の状態で何とか受け流す
「隙がなくって困りますよ……」
催眠術と思われるその状態でも隙が無く、
戦い方は彼女自身のものだ
「さぁて、どうしてさしあげたらいいんスかね。」
高度な縛道を使ってみるも交わされてしまった
「とりあえず瞬歩使うのやめませんか?皮膚が裂けてますよ?」
既に足や腕から血が出ている
それも構わずに瞬歩を行う
多分、原因はブレスレットだ
あのブレスレットから妙な霊圧が放たれている。
しかし催眠状態のポインティサンからアレを剥ぎ取るのは難しい。
「仕方が無いッスね。まずは肉体を守らせて頂きますよ」
肉体である以上、斬撃や鬼道での攻撃は避けたい。
しかしあちらは氷月と本気だ。
氷の刃が身体射る
風月との合わせ技だろうか、氷の刃を避けても風圧の刃やその威力で圧倒される
攻撃の組み合わせが数多ある斬魄刀
その名前、形状からその性質がわかってしまうのが欠点ではあるが、わかった所で対応できるものでもない