第25章 Number:
「あり がとう ございます」
そう言うと私を立たせてまた頭を撫でた。
「今日はこのくらいにしておこう。部屋に戻りなさい。」
扉の方へ歩いて藍染へお辞儀をした
暗い廊下をフラフラと歩く
部屋に戻って鏡を見た。
首筋に一つ、赤い斑点がある。
そして太腿の番号が視界に入る度に私は藍染の所有物なんだと思わざるを得ない。
あぁ、さっきこの部屋にいた時は
まだ隙があれば藍染を殺そうと思っていた。
内部から私が壊して行こうと思っていた。
今はもう駄目だ。
繰り返し繰り返し、私は藍染の物だと刷り込まれる度に絶望し、藍染を攻撃しようと思う気持ちが無くなる
私はソファに座り体育座りの状態で顔を埋めた。
何時間も経ってから
トントン、と音がした
「ポインティちゃ~ん」
暫くしてからまたトントンと鳴る
「まだ寝てんの~?」
「ちょっと入るで」
と部屋に入ってくるギン隊長。
「ポインティちゃん、朝ごはん…食べる?」
私は俯いたまま首を振った
「そか。お腹空いたら言うてな」
と部屋を出る。
私はそのまま何も考えられなくなり、時間が過ぎていった