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【BLEACH】

第25章 Number:


「しかし、先程も申し上げました通り、尸魂界との戦闘においては私は力添えはできません。」
「なにも戦闘だけの話ではないよ。君の持てるもの全てを使って私に尽くしなさい。」


私を突き刺すような眼差しだ


「私に全てを捧げると誓いなさい。」

長い沈黙、私は肯定の言葉を吐かなければならなかった。そうでなければ、私の心は壊されてしまうだろう。

「……はい」

フッと笑みを浮かべた


ゆっくり私に近付いてくる。後ずさりが出来ない。


手の甲で頬を撫でられ思わず肩がビクッと動いた。

そのまま私の髪の毛に触れ、毛先で遊ぶ。

毛先から髪の毛を結ぶリボンの紐へ指を移動をさせて
しゅるりと外した。すとん、と肩甲骨のあたりまで毛先が落ちていく

「こちらの方が良い。」
「……はい」

絞り出した声は思っているより擦れていた。

視線を下に向ける。


「全てを捧げる……か。」

ひとり言のように呟き、また笑みを零す。

そして次の命令に私は身体が固まった


「服を脱ぎなさい。」
「え……?」

呆然と立ち尽くしている。

藍染はそんな私に表情を変えることなくもう一度繰り返した。

「服を脱ぎなさい、ポインティ。」

この人に名前を呼ばれたらもうそれに抗うことができないようになってしまっている。


少し離れて背中を向けた。


ゆっくり、ゆっくり、ロングコートのボタンを外し、下から脱いだ。

インナーの短い丈のワンピースの裾を握って私は躊躇った。

「それでいい。来なさい。」

私は向き直って藍染の前に立った。

すると腰を引き寄せた。

背中が腰の部分まで大きく開いているため、肌と手が直に当たって鳥肌がたった。

なにかされるのではないかという恐怖感と藍染の放つ絶対的な何かに私は圧倒それた。

「怯える事はない。すぐに終わる。」

私の心情を察したのか、優しく頭を撫でる。

しかしそれがますます恐怖を駆り立てた。


「ギン」
「なんです?」

部屋の隅から気の抜けた声が聞こえた

「今日はもういい。」
「そーですか。」

私は思わず振り返った。


ギン隊長に助けを求めるように。


しかしギン隊長は部屋から出ていってしまった。

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