第24章 月下の檻
現実世界へ戻る
「はぁ、偉い長いことあっちおった気がしたけどそ〜でもないんやな」
「そういう仕掛けになってます。」
ギン隊長が扉へ歩き出す。
「井上織姫のとこ行かんの?」
「行きます!」
長い廊下を歩いていく
「ポインティちゃん!」
「織姫さん!」
「ほな、ボクは外おるな~」
強く抱き合った
「織姫さん、怪我は無い?」
「うん、大丈夫だよ。ポインティちゃんは?」
「どこも悪くないよ。」
井上織姫は落ち着きを取り戻しているポインティを見て、気になっていたことを尋ねた
「どうしてポインティちゃんがここにいるの?」
「来ちゃったんだからその話はいいの。」
「良くないよ、きっとみんな心配してる。」
「織姫さんだって心配されてたんだから。」
「あたしは……」
「思ってたより元気そうで良かった。」
「ここの人には、良くしてもらってるから……」
すると扉が開いた
「時間だ。出ていけ。」
「もうちょい話させてあげてもええんちゃうん?せっかくなんやしぃ」
「藍染様からの指示だ。」
「せっかちやな〜。ほな、行こか。」
「……じゃあまたね、織姫さん」
「ポインティちゃんもね、元気でね」
私が廊下に出ると別の部屋に向かわされた。
中から多くの霊圧を感じる
グリムジョーの霊圧も感じた
「失礼します。」
ウルキオラが入り、席に着く
「入り」
とギン隊長が誘導する。
室内には破面ー "十刃"が長机に座していた
その奥に座るのは藍染
「紹介しよう。彼女が尸魂界のイレギュラーこと佐伯ポインティだ。まだ子どもだがその能力は実に高い。潜在能力も未知数だ。そして僅かであるが崩玉を身体に取り込んでいる。これからは私の片腕として隣に就かせる。皆、歓迎するように。」
十刃それぞれの自己紹介が行われた。
「けっ、つまんねぇ。こんなヤツが隊長なんて尸魂界も案外大したことねぇな」
「ノイトラ、言っただろう。彼女はイレギュラーだ。歴代隊長の中でもその強さは上位に値する。そしてまだまだ伸びて来る。決して侮ってはいけないよ。」