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【BLEACH】

第24章 月下の檻



ギン隊長の表情は読めない。

「ポインティちゃんがどんなこと読み取ったんか知らんけど…余計な事したら」

「余計な事はしません。」

これだけの長い間、彼は一人で戦ってきたんだ。
私は邪魔するようなことはできない。

「でも今は、私といる時はほんの少しだけ……素直になってもいいんじゃないですか?」

もう一度ギン隊長は私を抱きしめた。

「ポインティちゃん、好きな人おる?」
「……え?」
「おる?好きな人。」
「……」
「なんや、だんまりか。ボクにはえらい質問攻めしてくるのに。」
「ごめんなさい、よくわからなくて。」
「ほんならこの質問したとき、誰の顔が浮かんだ?」

頭をよぎった人物……


浦原喜助さん


「……多分、私にとって、とても大切な人なんだと思います。」
「どんな人なん?」
「強くて優しい人です。……妬けますか?」
「妬くというか心配やなァ~」
「心配ですか?」
「ボクにとってポインティちゃんは妹みたいな感じやもん。兄として心配や。」
「いつギン隊長の妹になりましたっけ?」
「ん、会ったときかな?」

水面が揺れる

「ギン兄ちゃんとでもいえば嬉しいですか?」
「あぁ、それええな。」

波が静かになっていく。

「そう呼んで、もう隊長ちゃうんやし。」
「嫌です。私にとってギン隊長はギン隊長なんです。」
「え~結構良かったのに……」

そう言って私の顔を覗き込んだ

「ずーっと昔な、ボク、一人の女の人のことを追いかけてた時期があってん。」
「え、ストーカー?」
「ちゃうちゃう、憧れとかに近いんかな~初めて会ったのは死神になる前。次に会ったのは死神になって藍染隊長の下についたとき。」
「どんな女性なんですか」
「ポインティちゃんにそっくりな女性やで」


大きく心臓が跳ねた


「蓮美 ポインティさんですか」

少し驚いたようだった。

「あぁ、知ってたんや。」
「教えてください、その人とのこと。」
「ほんまは、あかんのやろうけどな。ええで、教えたる。」

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