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【BLEACH】

第23章 無情な月の下で




その後、日番谷が先遣隊だった皆にこの事を話した

「ポインティまで行方不明なんて……」
「恋次!ポインティの救出については何も無かったのか?」
「……」

恋次は目をそらす

「何故だ……何故……!!!」
「ちくしょう、破面共……ナメやがって」

斑目が柱を蹴るとヒビが入った

「やめろ、一角。みっともないだけだよ。」
「くっそぉ……」

「十一番隊に柱の修理代を請求するとして……破面ーウルキオラは何故誰にも気付かれずにここへ入ってきたんだ。」
「そういう能力とか…?」
「ポインティの霊圧が消えた理由が【白伏】だとして、ポインティを抱えてここを出たら誰か1人でも必ず見かけるよね?厳戒態勢でみんな外に出てたんだし。」
「じゃあポインティごと姿が消えたってことになんのかァ?」
「厳戒態勢…みんな外に出てた……まさか、ウルキオラはポインティを一人にする、もしくは人目につかないようにするために、わざわざ五番隊で騒動を起こしたのではないだろうか?」
「ルキア、それどういうことだ。」
「本来、隊長は前線に出ないものだ。今回のような厳戒態勢パターンならば尚更。その最中で現世に破面が現れた。ポインティに最も近い人物であり、卍解を持つ3人を送り出すことも想像出来よう。四席、五席はそれぞれの課で指揮をとるはず、よって誰かを呼び出さない限りはポインティは一人。そこを狙って……」
「まさか……そこまで考えられてたとか笑えねぇぜ?」
「たとえそうだとしても、ポインティの救出には役に立たない。……とりあえず、朝にでも総隊長に救出を申し立てよう。」

早朝、再び隊首会が開かれた

「昨日指示されました、現世の霊圧感知についてですが……順を追って説明しましょう。昨晩10時頃、"黒腔"が開かれた形跡がありました。」
「破面が虚圏……否、こちらの世界と現世を行き来する為に使う通路だな。続けよ。」
「黒腔が開かれた形跡はありましたが破面の反応はありませんでした。」
「つまり、開かれただけということですね。」
「はい。しかしそれから約2時間後、ほんの一瞬だけ……佐伯殿の霊圧が確認されました。」
「なんだって!!!」
ざわめく隊長陣に喝をいれる総隊長

「その後、再び黒腔が開かれた後は特に異常はなしです」
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