第23章 無情な月の下で
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「一番隊隊長佐伯ポインティが行方不明になった件で隊首会を開いた。この状況、犯人はポインティだと疑われても仕方が無いものである。」
「そんなわけあるかよ!!ポインティはきっと犯人に拐われたんだ!!!」
日番谷が声を上げる。
「答えはもうすぐ出るはずじゃ……」
扉が開き隊員が入る
「申し上げます。総隊長の命令で今日1日の瀞霊廷内の霊圧の動きを隈無く解析した所、一番隊で突然、破面と思わしき霊圧を確認。しかし霊圧は一瞬にして消え、その直後一番隊隊長、佐伯ポインティ殿の霊圧も消えました。」
「なんだよそれ……それってつまり……」
「殺された、ということになるネ」
「そんな!縁起でもねぇこと言うなよ!!」
「隠密機動がすぐさま一番隊へ向かったが荒らされた形式は無かった。」
「一番隊 副隊長 鏡山レン、現世の破面襲撃はどうであった。」
「僕が現世へ到着したのが午後4時52分。それから戦闘を始めるまで10分もかかってなかったはずです。それからすぐにウルキオラと呼ばれる破面が戦いを止めに来て戻って行きました。恐らく戦闘時間も15分無かったと。」
「これはあからさまな囮だな。」
浮竹十四郎が考え込む
「貴女、一番隊に現れたと言う破面の霊圧は今までのものと一致するものはありましたか?」
ペラペラと資料を捲る隊員
「えーと……!!ウルキオラのものです。」
隊長達がざわめく
「時間は何時頃なのかな?」
「ウルキオラの霊圧を感知したのは午後4時40分。佐伯殿の霊圧が消えたのも同時刻です。」
「殺されるなんて考えられない…だとしたら考えられるのは白伏……」
「破面が鬼道なんて考えにくいが藍染のことだから造作もないことなのだろうねぇ。」
「一ついいか。」
「申してみよ。」
朽木白哉が口を開く。
「ポインティは元より、現世の人間だ。現世の霊圧調査も行うべきだろう。」
「うむ。そうじゃの。」
「畏まりました。」
「井上に次ぎ、ポインティまで……」
「やれやれ、情けないネ。隊長でもあろう者が破面にやられるとは。」
「うるせぇ涅。」
「何か言ったかネ?更木。」
「聞こえなかったのか!!うるせぇんだよ!!!」
「やれやれ、そういう意味で言ったわけではないというのに馬鹿に付き合ってられないネ」