第22章 崩玉の制御
「おぉ…」
「ポインティサンの肉体が滅ぶ前にこの鬼道を使ってしまうと、起きた頃には肉体は無くなっているでしょう。」
「…正直肉体が滅ぶことに関して特に思うことはないです。ココ最近は魂魄の状態ですし。」
「そうッスか。もし、ポインティサンが崩玉を制御できれば鬼道が発動することはありません。安心してください。……同意して頂いたので早速、鬼道を体内に仕掛けたいのですが」
「わかりました。」
浦原さんが立ち上がる
「勉強部屋に降りましょう。テッサイ、あとのことはお願いします。」
「喜助、本当にいいのか?」
「アタシにしか出来ないことですから。」
浦原さんに続いて降りる。
「さて、ここで厄介なのが……この鬼道は弱っている状態、ある程度霊圧が無くならないと、魂魄内に埋め込むことが出来ないということです。」
浦原さんが言いたいことがなんとなく分かった。
つまりここで戦え、と
「なるほど……」
「察しが早くて助かります。……尸魂界に連絡する事があれば今してくださいね。恐らく1日じゃ終わらなさそうなので」
どんだけ霊圧減らさなきゃいけないんだ?
「レンが夕方来るので問題ないです。」
「そうですか。……アタシに遠慮せずに攻撃してくださいね。そんなに簡単には死にませんから。」
「浦原さん相手だったらちゃんとお相手しないと殺されそうですね……」
「こっちのセリフッスよ……鬼道でも斬魄刀でも虚化でもなんでもどうぞ。アタシも本気で行きます!!」
浦原さんの初動が早すぎて、斬魄刀を片手で持った為か押され気味になった
両手に持ち変えて斬撃を受け流す
「【剃刀紅姫】」
ほぼ零距離での斬撃
「手加減は駄目ですよ、浦原さん。」
肩から血が流れる。
「本気出せば真っ二つに出来たでしょうに……!」
「それが目的では無いんですが……!」
斬魄刀での攻防が長く続いた。
「赤火砲!」
「蒼火墜!!」
鬼道での攻防も続いた
「双蓮蒼火墜」
「断空」
断空で双蓮蒼火墜が弾かれた
「浦原さん、それ無しですって!」
「無し?戦いに無しはありませんよ!」
「…たしかに……千手皎天汰炮~」
「え、いや、ちょ、九十番代とか無しッス!詠唱破棄とか有り得ないっス!」
と、攻撃から逃れた浦原さんが叫ぶ
「ほ~完全詠唱お望みですか、千手の涯 届かざる」