第21章 藍染の思惑と記憶のノイズ
それから暫く経った。
「じゃあ皆さん留守を頼みますよ!食事は三度三度、キチンと取るように!食後の歯磨きは怠らないように!良いですね?」
浦原さんは仕入れに行くため暫く留守になるという。
「何で茶渡まで連れてくんだよ。ただの仕入れだろ?」
「気晴らしですよぉ気晴らし。茶渡さんもずぅっと修行ばかりじゃ煮詰まるでしょう?たまには外の空気を吸わないと、ねぇ?茶渡さん」
パタパタと扇子を扇ぎながら喜助はチャドの方へ視線を向けた
「修行していたいが心使い感謝する」
「早く返してくださいよ浦原さん?まだまだやる事いっぱいあるんスから」
「阿散井さん相変わらず気が短いですねぇ…ポインティサンもお願いしますね~」
「はい!留守は任されました!」
「ではいってまいります」
「行ってくる」
皆の背中を見送る。
私は勉強部屋でレミリアちゃんと東雲四席を見守っていた。
卍解の習得まであともう少しだというが……
やはり上手くは行かないみたいだ。
「東雲四席、そろそろ尸魂界に戻って。」
「はぁ~ダメだったす…」
「焦ることない、ゆっくりね?」
「うっす」
2人の卍解、なんとかして習得させてあげられないかな
「んんん~こういう時に声かけてきてよ風花」
『人の卍解なんて知りませんよ~ポインティだってちゃんとした卍解手に入れてないじゃないですか~』
「ま~ねぇ…」
風月、花月、水月、炎月、氷月、雷月、それぞれの卍解の他にもさらに上の卍解があるという。
「卍解の上の卍解ね~」
『そればっかりはアンタが320年は生きないとなんともならんからねぇ~』
「絶対に今すぐ卍解できるようになってやる!」
『むーりむり、私たちにだって卍解の卍解がどんなんか知っているだけでそこに到達するまでの方法とか知らないもーん』
「なんで斬魄刀なのに知らないの」
「全知全能じゃないんですよ~斬魄刀は!」
卍解の卍解。
私の斬魄刀特有のものらしいけれど……
私は斬魄刀をしまった。
するとちょうど伝令が来た。
『空座町に破面の反応を確認!繰り返します空座町に破面の反応を確認』
「お~大きいな。レミリアちゃん!起きて!」
「……破面ですか。」
『座軸データー3020に破面の反応を確認しました』