第20章 破面との対峙
「何でテメェがここに居んだよ?!」
東仙の登場に驚きを隠せないグリムジョー
「何故かだと?解らないのか本当に。独断での現世への侵攻、六体もの破面の無断動員、及びその敗死。全て命令違反だ。わかるだろう藍染様はお怒りだグリムジョー」
東仙の言葉に秘められたその凄みにグリムジョーは物も言えなかった
「行くぞ。お前への処罰は虚圏で下される」
「チッ……わかったよ」
「騒がせてしまったね。」
「…東仙隊長。貴方がここに来たのならば私はただで帰すわけにはいきません。」
斬魄刀の鞘を強く握った
「悪いが戦いに来たわけではない。無用な戦いは避けたいのだ。分かってくれ。ポインティ君。」
「そう言われても命令ですから…貴方だって隊長だったのだからわかるでしょ?」
花びらが私の周りをゆっくり旋回する
「こちらもそういう命令だ。今日のところは引いてはくれないか。いや、引くのが懸命ではないのか?せっかく助けた彼女が死んでしまう。」
彼女
ルキアのことだ。
私はただ睨んだ。
すると東仙は虚圏への道を開く
そのまま東仙とグリムジョーは虚圏へ向かった
「ま…待て!!どこ行くんだよ!!!」
「ウルセーな。帰んだよ、虚圏へな」
「ふざけんな!勝手に攻めて来といて勝手に帰るだ!?冗談じゃねえぞ!!下りてこいよ!!まだ勝負はついてねぇだろ!!」
「…まだ勝負はついてねぇだと?ふざけんな、テメェ如きのその力でよくそんな事が言えるな!さっきの黒い斬撃はテメェの体にもダメージを与えるってことは、今のテメェを見りゃわかる。撃ててあと2・3発ってとこだろうが。仮にあの技をテメェが無限に撃ち続けられたとしてもテメェに解放状態のオレは倒せねぇ」
解放状態?
「解放…状態だと?」
「テメェら!オレの名を忘れんじゃねぇぞ。そして二度と聞かねぇことを祈れ…グリムジョー・ジャガージャック この名を次に聞く時がオマエたちの最後だ死神」
そして、再び静寂が訪れた