第20章 破面との対峙
私は破面の背後に刀の切っ先を突き立てた
「なんだァ?テメェ!」
「護廷十三隊一番隊隊長、と言えばわかる?」
男は高笑いをする
「おもしれぇ!!自分から出てくるとは!!!余程殺されてぇんだな!!望み通りやってやらァァ!!」
「おい!!ポインティ!さっさと逃げろ!」
破面の一太刀をひらりと交わし、再び背後をとる
背中の番号が一護に見えるような位置にわざと立った
「前と同じこと言うけどその言葉、そのままそっくり返す。ルキアを連れて逃げなさい。今の貴方は足でまといよ。」
「なんだと……!!」
破面は私が攻撃を交わしたことが余程嬉しかったのか
「女!そいつよりも期待できそうだァ!!」
斬撃を受け止める
その衝撃で突風が起こるほどの斬撃だ。
カタカタと金属の音がする。
「……炎月!」
刀を引き、相手の刀と擦り合わせる
すると相手の刀に火が燃え移った。
私の刀も炎を纏う
相手は火が燃え移ったことも何も恐れず、刀を振るう
「馬鹿じゃねぇか。敵の刀に炎を灯すなんてよぉ!」
「確かに、馬鹿よ。それをコントロール出来ない奴がしたらね!!」
破面の持つ炎は肉体へと移動していく
その反動で刀を落とした破面に容赦なく攻撃を行うが
炎で燃えるその手で刀を受け止めた
「頑丈なんですね。」
私は刀を花月に変えていた
花月は刀身を振るうと、花びらが散るようになっている。
その花びらも攻撃の手段として扱えるようになった。
『火樹銀華』
刀身から散って出た花びらが破面の周りを螺旋状に舞、爆発していく。
炎月との組み合わせ技だ。
これでやれたとは思わない、どれだけ効いたかを確認しなければ
煙の中から姿を現す。
「ははっ……今のは少しきいたぜ……女!」
黒煙から姿を現した破面に対し、
私は次の一手を加えるべく、百花乱刀の状態にした。
が、しかし破面が向ってくることはなかった
「刀を納めろグリムジョー」
グリムジョーと言う名の破面を制するのは
「東仙…」
白い服を身にまとった東仙要だ。
「………」