第19章 揺らぐ想い
翌晩、私はすっかり良くなっていた。
「もう熱は無いし、顔色もいい。無理は禁物ですが心配いらないでしょう。明日には尸魂界へ戻るんスよね?」
「はい、隊首会があるようなので。あ、ささこ呼ばなくちゃ。浦原さん良くしてもらってありがとうございます。」
「いえいえ~とんでもないっス。」
浦原さんは部屋を出ようと立ち上がった
「浦原さん」
「はい」
「……ありがとうございます。おやすみなさい」
「おやすみなさい」
翌朝、私は尸魂界へ戻った。
そのまま隊首会へ向かう
「体調崩してたって話だったけど大丈夫かい?」
「京楽隊長。はい、もう大丈夫です。」
「そうか、良かったよ。」
じぃ先生が部屋に入る。
「これより隊首会を始める。」
隊首会では今後のことについて話された
「藍染が直接事を起こすまで待つつもりでいたがそれでは遅かろう。」
破面の強さについて、隊長が3人抜けたことによる尸魂界側の戦力減、それによる敵側の戦力増、いままでとは格の違う破面が2体、向こうに破面が10隊いれば尸魂界側は負ける、と。
早めに手を打つのがいいという決断に至った
一番隊は常時、私、そして席官クラス以上の者が現世に駐在すること。そして破面襲撃の際、殲滅を行うこと。破面について分析を行うこと。
「ポインティ、お主は現世駐在中、浦原喜助の元に身を置いてると聞いておるが。」
「はい」
「では、奴と尸魂界のパイプ役も頼みたい。」
「お言葉ですが。」
「なんだ、朽木白哉」
「その役、佐伯ポインティは適任では無いと考えます。」
浦原さんとのパイプ役が?
「儂はポインティがこの中で一番の適任であると考える。それともお主はこの中にポインティ以上の適任がいると思うのか」
「…いえ。」
「他の者はどうだ。」
「ケッめんどくせぇ……」
「いちいち話を止めさせないでおくれヨ。その小娘とあの女の魂魄構成については興味を抱くが、それが」
「涅!喋りすぎじゃ。」
私と蓮美さんについて、なにか思うことがあるということか。みんなが触れようとしないから、私はあまり聞くことができない。
「異論はないようじゃ、ポインティ、頼んだぞ。」
「はい。わかりました。」
そして私たちとは別で死神代行達と合流する為の先遣隊を現世に送ることになった。
隊首会はそれで閉会となった