第19章 揺らぐ想い
「で、どこが悪いんだ。」
一通りの診察を終えたあと、疲労だろう、と。
「点滴して様子見ようか。」
「はい。」
「じゃあアタシは一旦帰ります。織姫さんたちの怪我の具合をみますので。点滴が終わる頃にまた来るっす。」
「ありがとうございます。」
「とにかく、ゆっくり休んでください。」
「お前の家に怪我人いるんだろ?そこの棚から必要なモン持ってけ。」
「ありがとうございます」
「愚息が世話かけてるみたいだからな」
「いいえ、"アタシ"はなにも。しかし、頂いておきます。」
私は大人しくベッドに寝かされた。
1時間後、点滴が終わると同時に浦原さんが迎えに来た。
「だいぶ顔色よくなりましたね~」
「身体も楽になりました」
「良かった良かった~栄養のあるもん食べて寝りゃ治る!今日明日は安静にな。」
「はい。ありがとうございました」
私は病院を後にした
「病院代とかは後日払います。」
「出世払いでどうっすか?」
「出世……これ以上の出世って言えば総隊長になるか、王族特務につくか、、ですよ……」
「じゃあ、この戦いに勝利すればチャラにしましょう」
藍染との戦いか
「よし、わかりました。必ず勝ちます。」
「頼もしいッす。」
私は起き上がれるくらい元気になっていたが、自室でずっと寝かされていた。
「ポインティサン、副隊長サンが来てるッスよ~」
レンが顔を出す
「ごめんね、レン。」
「身体は大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫。でも明日まで安静って。」
「こっちは任せてゆっくりしてください。働きすぎですよ、隊長。もっと僕らに任せてください。隊長ってのはテキパキ動くより、ドーンと構えることが仕事なんですから。」
「私がドーンと構えてたらみんなサボってるとかおもわない?」
「おもわないですよ。だから、ゆっくり休んでください。あ、報告ですが、隊員全員回動の会得はできました。目標達成です。」
「みんなのお陰ね、ありがとう。」
「明日予定されていた訓練も自分が指揮を行いますので安心してください。」
「お願い致します。」
「それと、明後日に隊首会を行う予定だと連絡が来ました。無理そうなら代わりに出ますが」
「ううん。私が行くわ。いつまでも寝てられないし。」
「では、お待ちしています。これ、食べてください。」
とフルーツを置いて行った