第19章 揺らぐ想い
「浦原さん、ありがとうございます」
「いえ、ではゆっくりおやすみになってください。」
私はそのまますぐに寝てしまった。
翌朝、まだ熱っぽく布団から起き上がれない。
「…やっぱり肉体に戻って病院で薬貰った方がいいかもしんないっす。アタシの知り合いのお医者さん紹介してもいいんですが……肉体じゃないとな」
「……あ。私がこっちに来たらいいんだ。」
私はささこに連絡した。
肉体を置いてもらって、義骸に入って帰ってもらおう。
『かしこまりました!1時間ほどで参りますので暫しお待ちを。』
「優秀なソウルキャンディっすね~感心感心。」
1時間後、ささこが到着し、義骸に入って実家に戻った。
「よし。肉体に入る、肉体に入ったぁ」
肉体にはいってもしんどい。
「さて、では参りましょうか。」
私は浦原さんに連れられ、タクシーでその病院へ向かった。
「ど~もこんちはっす。良かった、今は息子さんいないみたいっすね~」
「どうしたんだよお前。……誘拐の手伝いはしないぜ?」
私をちらっと見て言った
「いやぁ、違いますよ。この子が熱出したんで薬貰いに来たんッス。」
看板を見てもしかして?とは思ったが、霊圧と顔を見てはっきりした
「一護パパ?」
「おーうちのバカ息子の知り合いか~??こんな可愛い子といつの間に知り合ったんだよ。つか、お前、この子とどういう関係だ?」
「娘ッス!!うちの可愛い可愛い娘が熱を出したんで看てくださいッス!黒崎先生っ!」
「それは大変だ!どれまずは服を」
「先生?」
と浦原さんは口元だけ笑った。
「じょ、冗談だって……」
「…浦原さん、今大きい霊圧感じるだけでしんどいのでやめてください……」
「霊圧?この子、俺らと同類か?」
「正確には息子さんに近いッスね。」
「あっもしかして、ポインティちゃん?」
頷くと、そうかそうか、と声を出した。
「…あれ?でもなんで浦原さんと一護パパが知り合いなの?っていうか、一心さんの霊圧…死神ですか?」
「そういうことだ、訳あってこっちにいることになっちまったが……まぁそれは置いとこう。みんなには内緒な?」
「わかりました」