第3章 Prologue:斬魄刀
「すごいけどこれだけじゃ技にはならないよ?」
「ちっちっちーわかってないなー。」
指を降るとわざわざご丁寧に教えてくれた。
「私たちは風なの。風の規模、範囲、力。風は時に刃となる。」
「鎌鼬ってこと?」
「竜巻だって起こせるよ」
「風月は風を操れるんだ、すごいね」
風月、これが私の斬魄刀の名前だ。
「えへへ~それほどでも……あっ名前」
その瞬間、彼女の身体が光り、秋風が現れた。
大鎌は消え、変わりに秋風の左手と少女の右手に同じ鎌がある。
「お姉!!!!」
「いや、そのあははは」
「もう対話できたってことでいい?」
秋風がため息をついたのを他所ににこっと笑顔で少女が顔を向けた。
「私の名前は風花!こっちは弟の秋風!二人あわせて風月!」
ふっきれたように風花は言った。
「私たちは双子よりも密な関係、2人でひとつなんだ!もう始解できるはずだよ。」
「解号は?」
「"守護せよ" だよ!」
なんだそれかっこいい
「守護せよ 風月!」
私の持っていた浅打が変化した。
「二刀流?……刀?鎌?二鎌流?」
大鎌の約半分の大きさの鎌が二つ。柄の鎖が二つの鎌を繋いでいる。
「左が僕で」
「右が私!」
「何か違うの?」
見た目はそう変わらない。
「あたしは直接攻撃に適してるんだ!」
「僕は鬼道系だよ。霊力ためてみて?」
「たしかに、左の方が霊力溜めやすい。」
「さっき見せたように形状変化もできるんだ。やってみて?」
念じてみると大鎌へ変わった。
「私たちの力を一つにまとめたVer.だよ!間合いも広くなる。欠点としてはスピードが落ちることかな?接近戦では向かないかも。」
「使い分けが大事なんだ。」
「なるほど~なるほど~」
わたしはじい先生に報告したくて精神世界から出ようとした。
「もう帰る?」
「私のたちなんて斬魄刀の一部でしかないのに?」
斬魄刀の一部?
「私たちは風、他にも花、氷、水、炎、雷もいたっけな」
「まだほかにもいるってこと?」
「そゆことー。みんなばらばらなんだけど。」
一つの斬魄刀に二人いるのは聞いたことあるがそんなにいるのか。
「それぞれと対話しないと、全部の力使えないよ」
「うそー!!」
「まぁ、花月ならすぐに出てきてくれるよ?」
「風花!だから勝手に名前言っちゃだめだって!」