第19章 揺らぐ想い
「夜ご飯、食べてないんスよね?軽く作りますから、服着替えててください。尸魂界への応援要請なんかも済ませちゃってくださいね。」
浦原さんに言われるとそれに頷いてしまう。
「レン?」
『具合悪そうですね、隊長』
「え、そんなにわかる?」
『わかるも何も、具合悪そうな顔してます。具合悪いんですか?それなら早急に代わりの隊士を現世へ送りますが。』
「そんなにか…うん。そうなの。こんな時間に送るの可哀想だから明日の朝でいいわよ。こっちにも虚倒せる人たくさんいるし。」
『えーと、明日の朝だと…そうですね、隊長がその状態なのにリンが行って、サボったらまずいですよね…わかりました、僕が行きます。』
さすが双子。リンのこと分かってる。
「申し訳ない……」
『隊長は働きすぎです。現世でゆっくり休んでください。』
「ありがとう、本当にありがとう。」
良い副隊長だぁ~!!
私は台所に降りた。
「ポインティサン、上に食事持っていきますから。」
「もう階段降りちゃったんでここで食べます。」
「これ、スポーツドリンクっス。脱水には気をつけてください」
テーブルに置かれる3本のスポーツドリンク
「わざわざ買ってきてくれたんですか?」
「いえ、店のもんっスよ。」
「お金払います!」
「スポーツドリンクの1本や2本や10本、構いませんよ。そこまでアタシ、ケチじゃありません。」
「ありがとうございます。」
後で倍返し要求されそうだ。
「もう少しでできますよ」
手際よい料理の仕方に感心する
「浦原さんに料理教えてもらおうかな~」
「料理しないんスか?…まぁそっすよね。尸魂界では出来合いのものの方が自然と多くなりますし、ここではテッサイさんが作るし、家ではご家族が作りますからね。」
「お味噌汁とか肉じゃが、カレーライス、シチューくらいなら作れますよ。というかレシピがあれば。お菓子なんかも作ります。」
「なら将来は料理上手になりそうッスね~……さ、出来ましたよ」
玉子たっぷりのお雑炊だ
「わぁ美味しそう……!!」
「ネギもありますよ。梅干しもどうぞ。」
「あ、覚えててくれたんですね」
「ささ、食べてください。アタシはあっちの片づけしますんで。」