第19章 揺らぐ想い
浦原さんが斬魄刀でヤミーの攻撃を受け止めていた。織姫さんを介抱する夜一さんの姿もある。
「チッ…次から次へと邪魔くせぇ連中だぜ。割って入るって事はテメェらから殺してくれって意味でいいんだよなぁ!!!」
再び腕を振り上げ殴りかかるもそれは浦原さんに届く事は無かった
「グワァァ!?」
その浦原さんの背中を見て私はまた"何か"が見えた
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「無茶しすぎッス……」
目の前に立つ隊長羽織を着た男性、背負う番号は"十二"
「シニガミか……?クソ、もう少しで…そのオンナを食えたのに……」
「この人は渡しませんよ…渡してたまるものか」
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何、今の……
私は浦原さんの背中を見て呆然としてしまった。
ヤミーは逆上し、攻撃体制に入る
全てを無駄なく受け止める浦原さんの姿にどこか"懐かしさ"を感じた。
「……クソがァァ!」
「やめろヤミー!!」
突如黒い霊圧が放たれ大きな爆発が起こった
「はっははははザマァみやがれ粉々だぜ!!オレの虚閃をこの距離で躱せるわけ……!?!?」
砂埃が晴れていく
「うら……はらさん」
庇うように浦原さんが私の前に立っている
「ポインティサン、井上さんとチャドさんをお願……」
まただ、感情がぐるぐるとして、涙が溢れる。
そんな私を見て、浦原さんは言葉を詰まらせた。
「はい、わかりました。」
涙を拭い、夜一さんの言葉に従って、右手でチャドさん、左手で織姫さんの治療を行った。
「何だテメェ…何しやがった!?どうやって虚閃を―」
「ごらんの通りっス。弾くと周りが危ないんで同じようなものをぶつけて相殺させて頂きました」
両者の間に大きな地割れが出来ている
「…なんだと?!」
「信じられないなら一つお見せしましょう…啼け【紅姫】」
解号し真紅の閃光をヤミーに向かい放った。
しかし、もうひとりの男が紅姫による攻撃を腕一本で弾き返した
「ウルキオラ…」
ウルキオラと呼ばれた男は黙ったままヤミーに拳を叩き込んだ
「何しやがる!?」