第18章 それぞれの準備
「……手段は選んでられない。俺はやるぜ。」
「私も。」
「……私もやります。」
「僕も……」
「黒崎さんが使ったのを改良したんで、何回かは使えるでしょうが何度も具象化できるものでは無いっス。」
その忠告をみんな受け入れて修行を始めた
「天月ちゃん、卍解してもらえる?私と殺り合おう。」
「……はい。卍解 妖々永夜【罪人月姫】 」
天月ちゃんは蓬莱家の家宝である「天女の衣」を常に身にまとっているがそれが輝き、美しく光る。
それを纏う天月ちゃんは美しく、見入ってしまう。
「まさに竹取物語の月人ね」
かぐや姫は蓬莱家の祖先がモデルになっているとかなんとか。
蓬莱家は不思議な薬を作ったり、独自の鬼道を使う。
竹取物語はその昔、現世に降りた蓬莱家の者が現世で残したとかなんとか。
「私の卍解の能力は『戦意喪失』隊長も実際に今、戦う気がないですよね?」
「……あぁ、うん。」
「だから鍛えられないんです。」
「戦意喪失…………もしそれが効かない相手がいたらどうする?」
「……戦います。でもその術をまだ身につけてません。」
「今から身につけよう。」
私は顔に手を翳した。
仮面が出る
「その姿!!」
「私の中の虚は私を飲み込もうと暴れている。今からこの子の本能に委ねるけど、もし、私が暴走したら仮面を割ってね。」
「よろしくお願いします。」
天月ちゃんの放つ神々しさにあてられ私の中の虚が疼いている。
天月ちゃんが斬魄刀で斬撃してくるのを防いだ。
私は鬼道で天月ちゃんを狙うも天月ちゃんに当たりそうになったとき、軌道がそれた
「それも能力?」
「……そうです。」
「敵にはしたくないね……」
斬魄刀同士ぶつけあった。
天月ちゃんの霊圧に反応して奴が疼いている。
『本能に従うの……ほら、愉しいでショ?』
その瞬間
私は何かが吹っ切れた
気がつけば顔に衝撃が走り
息切れする天月ちゃんがいた
「…あ、私…」
「隊長の方が敵にまわしたくないです…」
「凄い怪我!!!それ、私が?」
「……まぁはい。でも大丈夫です。一つわかったことがあったので。」
「わかったこと?」
「この能力が絶対的なものではないと。でもそれがわかったから対処ならいくらでもできます。」