第18章 それぞれの準備
体調がいいらしく、外に出てきたんだとか
「京楽も言ってたよ。一番隊は活気があっていい。常に上を向いてるって。まさに君のようだ。」
「ありがとうございます。……あ、行かなきゃ」
「お、現世へ駐在かい?」
「はい。行ってきます。」
「気をつけて。」
穿界門を開く。
「ちょうど学校終わった頃か……」
私はある人を探した。
「石田さん!」
「君は確か……」
滅却師の石田雨竜。
度々虚退治で会ったりする。
「石田さん、お願いがあって来ました。」
一番隊の訓練に滅却師の力を貸してほしいと頼んだ。
「……結果的にこの世界を守ることが出来るならば協力しよう。」
彼に礼を言い、浦原商店へ向かった。
「いやぁ~お久しぶりです!」
「1週間しか経ってないですよ〜今日からまたお世話になります!……でも、行かなきゃいけないところがあって…」
仮面の軍勢のところに行く必要がある
「わかってマス。くれぐれも無理はしないでください。まだ霊力も全快では無いようですし。」
やはり。バレていたか。
「ありがとうございます。義骸の用意お願いします!」
そのまま仮面の軍勢が待つ倉庫へ向かった。
「おかえりィ。」
「今日もよろしくお願いします!」
「お、エラい威勢がええな。どないしたん?」
「みんな頑張ってるから、頑張らないとって!!」
「ふーん、ほな早速やってこか。っしゃ、まずは、虚化して。」
「虚化…呼び覚ませと?」
「せや。虚呼び起こすんや。」
「私の虚、精神世界で刻まれて灰になってさらに燃やされて氷の彫刻になってます。」
「ツッコミどころ多くてつっこまれへん……」
「大丈夫や、虚そんなんじゃ死なん。精神世界行ってみ」
とひよ里が大人しく言った。
大人しく精神世界へ行く。
「ポインティ!あの虚、共通ルームに置くには趣味悪いから、専用の部屋作って置いたの!」
「シェアハウスか!!専用の部屋って虚専用の?」
「うん!こっち!」
風花が案内する。
「あたし、この先行きたくないから、1人でふぁいっ!」
背中を押されると、白と黒の空間にいた。
「ごきげんよう。ポインティ。」
王座に座る私に似た女性
「……え、虚ですか?」
フフッと上品に笑う。
「私の力、欲しいなら貸してあげる。」
と、目の前に現れた。