第18章 それぞれの準備
「そうそう、その調子!ほら、気を抜かないで」
「あ、コツ掴めた!!……凄い、治ってく!!」
「もう一度、やってみ!貴方ができるようになったら今度は違う人に教えてあげてね。」
「破道の六十三【雷吼炮】!……くそぉ…威力上がらねぇ」
「なんだそれ、本当に雷吼炮かよ!俺、双蓮蒼火墜の詠唱破棄できるようになったぜー」
「なにいってるんですか、貴方の双蓮蒼火墜、完全詠唱の半分の威力でしたよ。慢心はいけないです。金木犀の花言葉思い出しましょう。謙虚に謙虚に~」
「蓬莱三席!!すいませんでした!」
「情報技術課だからと戦線に出なくていいと思うのであれば今すぐこの隊を脱隊しなさい。斬魄刀を腰に携えている以上、私達は戦う者です。午後からは昨日までに引き続き回動の指導、そして蓬莱三席による鬼道の指導を受けてもらいます。それまでに業務を終わらせるように。」
「この前の黒崎一護達による瀞霊廷侵入、あれはどうすれば防ぐことができた?もちろん、彼らは尸魂界の恩人だ。勘違いしないでほしいが、これはあくまで、戦略会議。何が黒崎一護の侵入を許したのか。どうすれば侵入を防げたのか。それを考えろ。『藍染惣右介の完全催眠下だったから侵入を防ぐことはできなかった』はナシだ。」
「門番兕丹坊が門を開けたことがまず問題では?」
「そのあと市丸ギンによって一旦退けられてますよ。」
「志波家の砲台が問題だろう。」
「はいはい!皆、斬魄刀と対話頑張れ~!」
「鏡山副隊長は何するんすか?」
「私はこの子ぶっ倒してくる~行ってきます」
「副隊長ーーまた眠るんですか?サボっちゃダメっすよ…あれ……マジで精神世界行ってる!!!」
「「「「えぇぇ!?」」」」
「隠密機動は俊敏さが重要である。瞬歩がまともにできぬ奴はこの班から立ち去れ!!そして、今、隊長が近くにいることを感知できなかった者も立ち去れ!!」
「霊圧消してたからそれは無茶よ…美鈴ちゃん。貴方にバレたことのがショックだわ」
「隊長!!!申し訳ありません!!この蜂美鈴、生命をもって償います!」
「やめなさいい!!ほら、みんな、班長の鎮圧を!!」
「「は、はい!」」
各課、班は能力向上のために為すべきことを為そうとしている。そんな様子を見に来た人がいた。
「活気があっていいな。」
「浮竹隊長!」
