第17章 隊長として、死神として
「現世で無茶でもしたかい?」
「少しだけ。それに、先程三番隊の新人隊士への戦術指導をしていて、それの気疲れも。慣れないことはするもんじゃないですね。」
「それはご苦労さま。だけど、君は指導力がありそうな気がするなぁ。あの鏡山の双子を上手く扱えてるわけだし。」
そうだ、蓮美のこと聞いてみよう
「蓮美ポインティって人、知ってますか。」
京楽隊長は明らかにその人を知ってると言った表情をした
「霊力の扱いに長けてて、鬼道の達人だって言われてた子だね。」
「死神じゃなかったのに、どうして達人なんですか?」
「前の十二番隊隊長が護身の為に鬼道教えたら、自分で勉強して達人になったって。」
浦原さんが、教えたってこと?
「死神じゃないのに瀞霊廷に入ることできるんですか?」
「彼女は、鬼道の達人だったから、四楓院家の言葉添えがあって、鬼道の講師として真央霊術院で勤めていたよ。技術開発局のお手伝いなんかもしてたっけ。」
「だから女の人を連れて歩いてたんだ……」
「その子がどうかしたの?」
「あ、…その人に鬼道教えて貰いたいなぁ なんて…その人って今何してるか知ってますか」
「いないよ。ここには。」
「え?」
「現世のどこかで元気に暮らしてるんじゃぁないかな?」
そうか、転生か。死神じゃないから現世に転生されるんだ。
「なるほど…ありがとうございました。」
「どういたしまして」
蓮美さんのこと調べてもなぁ…
もっと浦原さんの研究のこととか調べるべき?
そうなるとレミリアちゃんにも協力してもらわなければ…
「あれま地獄蝶」
ふわふわと地獄蝶が舞い降りる
「今すぐ本部へ来い?」
じぃ先生が呼んでいる。
私はすぐに向かった。
「総隊長、なにか?」
「お主に申すのは2点。まず一つ、現世での任務中、二日程霊圧が消えた。その理由を述べよ。」
平子さんたちと修行してた時か
「私の体内にある崩玉をコントロールする方法を特殊な結界の中で探っていました。」
嘘は言ってない。
「そういうことにしておこう。そして二つ目じゃ。一番隊の役目はなんじゃ。」
「現世の専門部隊です。そして緊急時は独自に対応することを許された部隊です。」
「いかにも。藍染、東仙、市丸の襲撃に備えておいてほしいのじゃ。もしかすると、現世が狙われるかもしれんからな。」
