第16章 自分に勝つ
「花月!」
地面からいくつもの蔓が破面を拘束し、蔓の先を破面の体内に入れ込んだ。
「こ、コンナもの…」
蔓に付いてある蕾が大きくなる。
「オオオオーー!」
破面の身体が大きくなる
霊圧もその分強大になった
すると身体から分泌液が出てくる。
蔓にあった花が萎んで行く
蔓が持たない。
「縛り紅姫」
網目のものが破面に被さるもすぐに破けてしまいそうだ。
「あの液に触れるとマズそうですねぇ……」
「距離を取って鬼道で倒しますか。」
「試してみますか?」
「破面を鬼道で倒すってなると九十番台?いや、でもあのレベルならそんな高くなくてもいいか。浦原さん、聞くまでもないかもしれませんけど、鬼道使えますよね?」
「それなりには」
「じゃあ……行きましょうか?」
ここで大きな鬼道使ったら建物が壊れてしまう。
……真上から地上に向かって当てれば被害が少なくて済むかも。
「火遊紅姫 数珠繋」
網目から無数の爆発がされる。
私と、そして浦原さんは同時に地面を蹴った
2人で相手の頭上へ向かって拳を差し出す
「「破道の八十八【飛竜撃賊震天雷砲】」」
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「八十番台詠唱破棄……マジですか……」
「暇すぎてここまで上達しちゃったんです。」
「無茶しないで下さいよ…」
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今、何かビジョン?のようなものが浮かんだ様な……
「ポインティサン!」
気付けば私は爆風によって体勢が崩れ、破面に向かって急降下していた。
「……っ」
浦原さんが瞬歩で私をキャッチし、地面に降り立ってくれた
破面は腹に大穴を空けているもまだ生きている
「しぶといっすねェ~」
斬魄刀を振り下ろす
「剃刀紅姫」
すると
鋭い紅い斬撃が飛んで、破面を真っ二つにした。
破面はそのまま消えた。
「ふ~これで一段落っと~。いやぁ、驚きましたーまさか同じ鬼道で同じように攻撃するなんて~。八十番台詠唱破棄なんて死神2年目の人ができるようなことじゃぁないですよ~」