第2章 Prologue:死神
翌朝、再び呼び出されてお爺さんの所へ行った。
「お主の好きなようにするがよい。」
私は声を張った。
せっかくのこの力、なにかに使いたい。
この能力で自分が襲われるならそれ以上の力を身につけたい。
「死神になります!」
傍らにいた冬獅郎が驚いたような顔をしたが静かに目を閉じた。
「でも1つだけお願いがあります。」
「申してみよ」
「ちゃんと人間としての生活も保証して欲しいです。中身はチャッピーでも構いませんから家族に心配かけたくないんです。」
「お主の願いしかと受け取った。人間としての生活は保証する。」
「よろしくお願いします!」
「本当にいいんだな?」
冬獅郎が尋ねてきた。
「うん、きっと意味があるんだと思う。だからこの力を受け止めたい。」
「そうか」
「さて、死神になるには普通は真央霊術院へ通ってもらうことになるが……そうなればお主の人間としての生活は保証できない。よってお主には特別に訓練を受けてもらう。」
「特別訓練ですか」
お爺さんが立ち上がった
「この儂自ら手解きをしよう。」
「なんだって!」
冬獅郎が驚いている。
「だがしかし!!三ヶ月。三ヶ月で期待を超えなければ勝手ながらこの話は無しじゃ。自らの身を守る力のみを身につけ現世へ送り返す。そうでなければ他の死神達に示しがつかんじゃろ。」
「わかりました。やってみます。」
「うむ、では早速。あれを」
紳士風の男性が大切そうに刀を持ってきた。
「全ての斬魄刀の元の形。浅打じゃ。刀と心を通わせお主の斬魄刀を創りあげよ。」
「自分の斬魄刀……」
刀を手に取る
不思議な感覚がした。
高揚する。
「…では死神の基本から早速学ぶとするかの。」
こうして三ヶ月の修行が始まった。
週に5回、ほぼ休みなく1日中山本元柳斎重國総隊長、じい先生と修行した。
尸魂界の歴史、構造
死神の役割、能力、斬魄刀
虚について
様々なことを学んだ。
そして戦いの基本を学んだ。
私の肉体には「ささこ」と言う謎のネーミングの新発売のソウルキャンディが入っている。
ささこはとても演技が上手で私を上手く演じてくれている。しかし、生活能力や運動能力や学習能力に良かれ悪かれ異常がある。
チャッピーを入れるよりかは数千倍ましではあるが。