第15章 一番隊の始動
「いやぁーでも蓬莱サンがこんなに立派な死神になってて、アタシは嬉しいですよ。」
「ちっ。主が追放されたと聞いた時は泣いて喜んだのに……」
「これも何かの御縁ですよー。ほら、過去の事は水に流して~」
「流せません!!」
「あのー、ポインティサン、そろそろこれ解放してください?」
2人が戦い始めそうだったので六杖光牢で縛っていた。
「LINEした通りです。これから、現世での任務になるのでお世話になります。」
「でも、なんだっけ……芋車?あの人も現世担当ですよね?」
「あの人は魂葬、私達は虚退治が主って感じね。言っちゃ悪いけど、一護や織姫ちゃん、チャドさん、滅却師の人の監視も仕事よ。」
それからというもの、私達は現世で虚退治に勤しんだ。
ある晩のこと。
「……!」
虚の霊圧が感じられて私は飛び起きた。
斬魄刀を手に辺りを探すも虚はいない。
仕方が無く商店に戻った。
「どうかしたんっスか?」
暗闇から声をかけてきた浦原さん。
「……いえ」
「斬魄刀なんか持って。」
「ちょっと見回りに。」
私は浦原さんの隣を通り過ぎた。
度々起こるこの現象。
もし、ほんとに虚化が進んでいたらどうしよう。
私は静かに目を閉じた。
「隊長!北の方角に反応です!」
明朝、天月ちゃんに起こされ現場に向かうと、5体の虚がいた。
そして囲まれている整の霊
「オンナか?」
「うま、そう、だ」
「くって……やる」
「私が相手するわ。」
「かしこまりました。では、あの子の魂葬は世がします!」
「守護せよ、氷月!」
斬魄刀を使って戦う。
すると身体が熱く、脈打った。
「……?」
力が湧いてくる。
それと同時に、『斬りたい衝動』に駆られた
虚に氷月を突き刺すと凍り付けにされていく。
刺せば刺すほど氷が広がる。
しまいにはそれが砕け、消滅する。
違う虚も同じように切り刻んだ
最後の虚も。
「隊長?隊長……?」
「……はっ」
「隊長、戦い方変えたのですか?」
「…え……あぁ……うん。……?」
「隊長、今日から3日間、非番ですよね?もうすぐしたら東雲が来ますので早く家に帰ってください。この子、尸魂界へいく前に行きたい所があるみたいなんで、連れていきます。」
「うん……お願い。」