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【BLEACH】

第14章 嵐の後




乱菊さん、大丈夫かな?

私の所に御見舞に来た時もギン隊長のことなんにも言わなかった。




黒崎一護達が帰って数日後の夜。


「……?」

纏わり付くような虚の気配で目が覚めた。

返してもらった斬魄刀を手に病室を抜け出し周囲を探る

「……気の所為?」

「そこでなにをしているのですか。」

屋根の上にいる私を見上げる声の主

「卯ノ花さん。」

「消灯時間は過ぎてますよ。」

笑顔がものすごく怖い

私は地面に降りた。

「虚の気配がしたような気がして」
「……虚ですか。」

卯ノ花さんの言い方に少し違和感を感じたが気にしなかった。

「気の所為だったのかな。」
「疲れているのですよ。病室に戻って、おやすみなさい。」



数日後、無事に退院出来た。






「任命式は40日後。それまでは現世で休んでおれ。」


一ヶ月ほどの休みを貰ったけれど、正直尸魂界にいたいしな。
まぁ父と母の姿もここ数ヶ月見てないから会っておくか。

これからはもっと会えなくなるかもしれないし。

「あ、穿界門なんですけど、行先は空座町でお願いします。」


そう頼んで開けてもらった。


地獄蝶を伴って歩く。


現世へと戻ってきた。

わざとに霊圧を撒き散らしながら空中散歩した。


「いやぁコレはコレは偶然ですね~。ボクのこと"憶えて"います?」


と胡散臭い口調で空に立つ店長の姿。


「お久しぶりです。駄菓子屋の店長、浦原喜助さん。」
「……話があります。店に寄ってきませんか?」

と真剣な口調で話しはじめた。



客間に入れてもらい、座布団の上に座った。



「黒崎サンから尸魂界で起こった大まかな話は聞きました。」
「私も、貴方の経歴について調べさせて頂きました。」
「アナタにも謝っておくべきです。……すいませんでした。今回の事件、全ての元凶がアタシです。」

帽子を脱ぎ、机と額がくっつくまで頭を下げた

「頭を上げてください。貴方は何一つ謝る事はしてないんです。」

「謝らないと気が済まないんスよ…」
「じゃあ、はい。もう大丈夫です。ちゃんと謝られました。謝るためだけにここに連れてきたんなら私、怒りますよ?」

店長はそれから数十秒してからゆっくり頭を上げた

「藍染に奪われた崩玉…あれに触れたと聞きました。その時の状況をアナタの口から聞きたい。」
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