第13章 謀反篇
「虎徹副隊長は『藍染隊長は行方を眩ませた後、中央四十六室を全滅させた』と言ってましたが」
「ええ、違うわ。だけどそんなことどうでもいい。今から何かが始まる。藍染は死を偽装した、この場所での執着、依存は必要無いのかもしれない。」
「と、なると他に拠点があったり、仲間がいたりする可能性がありますね。」
ルキアの元へ急いだ。
『隊長!蓬莱三席!!』
「蓬莱さん……せき……蓬莱山……」
『隊長の霊圧をはっきり確認できました!この距離なら、大きな鏡があればこちらへテレポートさせますよ!』
「池があるんだけど?」
真下に自分達の姿が写る池があった。
『池、ですか?……やってみます!』
池の水が輝き始めた。
『隊長達発見!飛び込んでください!』
池に飛び込むと双極が見える林に出た。
黒崎一護、阿散井副隊長、ルキア、藍染隊長、東仙隊長、そしてギン隊長が見える。
そして藍染隊長は抵抗できない黒崎一護に刀を向けていた。反射的に身体が動く。花月、と心の中で斬魄刀を呼んだ。
「ほう……斬魄刀の一部だけで」
花びら状の花月の刃で受け止めさせた
「君を讃えよう。死神としての力と成長に敬意を示してはいたが、その直感と観察力及び洞察力。最も真実に近づいたのは君が一番だろう。」
藍染隊長を睨みつけながらもその先にいた人物に視線を向けた。
「……なぜですか。」
「答えてあげなさい、ギン。」
「……こういうことや。」
顔の横を数センチを刃が通り過ぎた。
正直に、怖かった。身体が動かなかった。
「だから、言うたやろ?僕は君が思うような男やないって」
「そう女性に意地の悪いことをするものではない、ギン。可哀想に、泣きそうじゃないか。」
私はギンの斬魄刀を握った。
「あ~ぁ、そないなことしたら、手ぇ斬れちゃうよ?」
赤い液体が腕に滴る。
「ほら、言わんこっちゃない。」
「嘘ですよね。冗談ですよね?」
「手ェ離しや。刃引かれへんやん。」
「ギン、話の続きをする。」
「すんません。黙っときます。」
藍染隊長は話の続きを始めた。