第13章 謀反篇
「……卯ノ花隊長。」
部屋の中には四番隊長と副隊長の2人だけ。
「ここへたどり着いたということは…気付いていらっしゃいますね。」
「藍染隊長殺害は自作自演。彼は中央四十六室を全滅させ、尸魂界を混乱に陥れた謀反人です。」
「いつそれを?」
「昨日です。今、藍染隊長の霊圧を感知するまで確証はありませんでしたが。」
「だから貴方は拘置されたのでしょうね。彼の斬魄刀、鏡花水月による完全催眠によって操られた隠密機動によって。」
「隊長の斬魄刀、水月の言葉は正しかったんですね。」
「藍染隊長はどこへ。」
「彼は双極の丘です。市丸隊長と共に。」
市丸隊長…ギン隊長も一緒に……?
「彼らも……謀反人ということ、ですか。」
天月ちゃんが鏡を取り出した。
「鏡山両副隊長!黒幕はやはり藍染隊長です。」
『こちらレンです。阿散井副隊長と朽木さんを追っていましたが、突如双極の丘に瞬間移動した模様。今、引き返しています。』
『リンです!双極の丘に藍染隊長の霊圧を確認!このまま向かいますね!』
「勇音」
「はい。」
「黒白の羅 二十二の橋梁 六十六の冠帯 足跡・遠雷・尖峰・回地・夜伏・雲海・蒼い隊列 太円に満ちて天を挺れ」
「これから藍染の暴挙をみなさんに説明致します」
「縛道の七十七 【天挺空羅】」
《護廷十三隊各隊隊長及び副隊長・副隊長代理各位そして旅禍の皆さん こちらは四番隊副隊長、虎徹勇音です。音声は届いていますか 緊急です これは四番隊隊長 卯ノ花烈と私、虎徹勇音よりの緊急電信です。どうか暫しの間御清聴願います…これからお伝えすることは全て真実です》
勇音副隊長が藍染隊長、ギン隊長、東仙隊長の謀反や暴挙を語り始めた
「東仙隊長も……。」
ギン隊長も謀反者だった。そしたら昨日の意味深な言葉一つ一つも納得出来る。止めなきゃ。彼らを。
次に何をするのだろう?ルキアの処刑を利用してなにかをするつもりだったけどそれは阻止した。
双極での処刑は隊長格の者の処刑にしか使われないはず。中央四十六室を全滅させてまでルキアの処刑、しかも双極での処刑にこだわった理由とは。ルキアを霊子ごと消滅させたかったってこと?怨恨?いや、違う、これだけのリスクを侵したんだ、藍染はもっと利を求めて……
「双極の丘に行こう。」
「はいっ」