第65章 千年血戦篇
現世の生活も、死神としても、全てが中途半端。
どっちつかず。
こんなので良いわけがなかった。けじめをつけないといけないと思っていた。じゃあ、どっちを選択すればいいのか。
「昼休みと放課後に面談の続きするぞ。前は……までやったから、佐伯から出席番号5つ後ろまでは教室にいるように。昼食前に佐伯は予備室Aに来いよ。」
七海が私の方に振り向いた。ごめん、と返すと、じーっと私を見つめて
「えっ!?ポインティ!?」
と叫んだ。
「佐伯からじゃなかったか?」
「あー、ポインティと昼ごはんの約束していたから!大丈夫ですなんでもないですはいすみません」
クスクスとみんなに笑われた。
号令の後に、七海が私のもとに駆け寄った。
「久しぶりやん!」
「声でかい!……久しぶり」
「ささこっちは?散歩してる?」
「多分ね。猫のぬいぐるみの姿でだけど。」
「今回はいつまでこっちおんの?」
「いつまでおろうかなぁ。……面談ってなにすんの?」
「進路希望てきな?理系か国公立か文系か教えててきな?」
「七海は?」
「うちは文系私大かなー。英語強いからさ!でもまだ一学期だよ〜わかんないよねぇ」
「そうだった、英会話習ってたもんね」
「ポインティは?国語得意だけど。」
「……将来のことを呑気に考えられる状況じゃないんだよなーこの世界。」
「不穏な雰囲気や……昼ごはんの時に聞くわ」
面談は形式的なものだった。学校には慣れたか、困っていることはないか、仲のいい友達は。
「将来のことなにか決めているか?」
「就職……ですかね」
護廷十三隊に
「どんな仕事に?」
「命を守る仕事とかですかね」
「医療系か?理系の成績は……生物は良いんだが……。体育の先生から、かなり運動神経が良いと聞いているが、警察官の道とかはどうだ?人の生活を守る仕事だろ。」
死んだ後の魂を守っていたりするんですけどね
「大学の進学は考えていないのか?」
「進学はしたいと思ってます。」
「興味のある学部とかはあるのか?」
「……」
「あっという間に2年生、3年生になる。ある程度のことは調べておかないとな。来月には理系か文系か、国公立かだけでも決めておけよ。」