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【BLEACH】

第65章 千年血戦篇



この家は過去の私の思い出が残された所。

拠り所というわけではないけれど、大切な場所でもある。


やはり、私の中には蓮美もいる。ちゃんといる。
死神にならずに、真央霊術院で講師をして、ここで喜助さんを待っていた、それも私。


その上で、現世へと向かった。




「遅かったですね!」
「ごめん、ささこ。」

授業中のささこは私の霊圧を感じてトイレに向かってくれた。

「霊体なら壁抜けもできるでしょうに」
「壁抜けするとちょっと身体が気持ち悪いのよ。いつもわざわざありがとうね。」

肉体に入って、個室から出た。

「尸魂界で何かあったのですか?」
「んー。またあとで話すね。今、何曜日?」
「金曜日です」
「そうか。わかった……2時間目ね。」
「本日、七海さんとお弁当の約束をしていて、放課後は波瑠くんと帰ることになっています。」
「……ええええ?????」

日暮波瑠、私に好意を寄せてくれているクラスメイト。いつの間にそんなにことになってんの?

「付き合ってないよね!?」
「そりゃまぁ……」
「良かった」
「あっでも、……まぁいいや、私はこの姿で暫く自由にしますね。」

ささこは猫のぬいぐるみの中に入って歩いていった。



久しぶりの授業、ほとんど理解できない。

「え 得 まじかり ける を はい、これの品詞分解を~」

私、これからどうするのかな。この学校は基本的に大学受験は全員がするものだとして授業を進めている。理系学部、医療系の専門学校へ行く生徒は2年生から理系に行くし、文系国公立を目指すクラスもある。それ以外のクラスでも、難関私大と言われる所を目指す志の高い生徒がたくさんいる中で、私は今後、どのように生きていけばいいのか。

「前回の単元でも言いました。ここは受験に必須だよーって。1年のうちから覚えておきなと言った文法事項、入ってるね?佐伯、わかるか?」
「……『え』と打消の語?」
「それはどういうものかな?」
「えっ、えっ」
「合ってるよ、合ってるけど、それをなんと言いますか」
「陳述……?呼、応、?の副詞?」
「よく覚えてたね。どっちでもいいよ、陳述、もしくは呼応の副詞だね」

ささこが完璧すぎるノートを作ってくれていたお陰で助かった。そうだもんな、私が勉強しているわけじゃないもんなぁ。
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