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【BLEACH】

第65章 千年血戦篇


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一番隊 本部

「技術開発局も敵襲があったらしい。」
「涼風五席はご無事だろうか。」
「涼風五席は局員だが十二番隊隊士ではない。戦闘には参加していないだろう。」

「多分しているよ。あちらこちらで強い霊圧があるせいで分かりにくいけれどレミリアちゃんの霊圧感じるもの。」

十二番隊隊士よりもレミリアちゃんの方が戦闘経験はあるはずだ。あそこは研究者ばかりの頭脳で殴る系の集団。卍解ができる力をもっている彼女はあそこにいるならば戦いの方が向くだろう。ただ、それならばこちらに帰ってきて貰いたいところだ。

間もなくしてさらにもう一つの霊圧がこだました。

山本元柳斎重國総隊長が前線に立った。


「総隊長自らが戦場に立たれたというのか!」

霊圧を捕捉すると、じい先生のそばに圧倒的な力を持つ者がいる。これが恐らくはボスのユーハバッハか。

『生きてるうちに2回も総隊長と戦えるってすごすぎん?』
『其方たちは千年前に死んでいる。』
『亡者が頭であるお前らに勝ち目などない。』
『土の中へ還ると良い!』

リン、天月ちゃん、東雲四席、美鈴六席も士気が上がっている。死神の霊力も各地で上がった。

「報告します!霊力と体力、身体損傷の回復を目的とした治療薬、120人分の生産ができました。」
「蓬莱三席の弟殿か!」

弟という割にはめちゃくちゃ女の子な容姿の少年が来た。腰くらいまで伸びた艶やかな黒髪を糸でひとつに括る様はまるで巫女のよう。赤い真央霊術院の服を着たその子は『弟』と言われるとムスッとした顔をした。

「姉様の弟か妹かは妾が決めることじゃ!」
「ありがとう。お名前は?」
「妾は蓬莱月華ノ丞。月華嬢と呼んでもらっておる。」
「蓬莱 本家の長男……2人目の子。大変優秀で、真央霊術院は2年飛び級し、四年生。天月さん曰く、天月さんよりも剣の腕や薬学に優れているらしい。」
「妾はいつか姉様の右腕として、蓬莱家を背負う者じゃ。当然のことじゃろう。さて、妾はまだまだ仕事をする必要がある。世間話はこれまでじゃ。蓬莱家の者も多数呼んでおるが、仕上げは姉様か母様か儂にしかできんからのう。出来次第、どこへ持って行けばいいかの指示はしておいてくれな。」

月華嬢はそのまま部屋に戻っていった。

「これで、みんなの治療ができる。」


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