第65章 千年血戦篇
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同刻 技術開発局
「黒崎一護が黒腔内で足止めを喰らっている!」
「何が原因だ!!」
「焦らないで。香蘭!スーパーコンピューター参式の起動は?」
「してるしてる!けど今、防衛と修理に人手取られてるの!」
「急いで!」
「他隊、他部所の副役職があたしに指図しないでよー!」
「その人間に手伝わせてるのあんたでしょ!」
「それに参式はプログラミング完成してないし!起動しても使えないよ!」
「私がやる。そしたら黒腔の内部分析もできる。回線速度も上がる。全て10分でやるわ。」
「レミリアならできちゃうんだよなー。惜しい人を一番隊に譲っちゃったよ。起動したよ!」
その瞬間、突如建物に衝撃が走った。
「モニター確認!……西側のカメラがおちました!」
阿近三席がいる所かもしれない。
「兕丹坊です!彼が破壊活動をしています!」
再び建物に衝撃が走る。このままでは彼に技術開発局が壊されてしまう。
「アイツ!どうしたんだよ!」
「どどどうしよ、戦う?退避??どうしよ」
間もなく西側から避難してきた死神達が流れ込んできた。衝撃も強くなり、壁にヒビが入る。
「阿近三席も巻き込まれているらしい!」
「地下とかに逃げた方が安全かもしれないよ!」
「皆、ここでやるべきことをしなさい。香蘭は参式を頑丈な場所へと運ぶよう手配しなさい。」
「レミリアはどうするの?」
「兕丹坊を抑えてみる。」
「えぇ〜!できるの?」
「一番隊の隊員よ。現世でそれなりに実戦は積んだから。」
きっと彼は操られている。私にはその主を探して倒す術は無いだろう。だからせめて彼を捕らえるくらいのことは。
「縛道の六十一【六杖光牢】 縛道の六十三【鎖条鎖縛】」
兕丹坊の身体を拘束してみる。
「レミリアか!」
「阿近三席、今のうちに退避をしてください。参式の起動は済んでいます。阿近三席にプログラミングを任せてもいいですか。」
「良い判断だ、助かった。プログラミングは俺がする、お前は?」
「兕丹坊を止めます。」
「悪いが、うちのヤツではあれを封じることは出来ない。お前だけで止められるか?」
「最悪はうちのボスの所に送ります。善がれ【紅魔ノ乙女】」
兕丹坊は身体が大きく、私の縛道ではどうしても抑えきれない。多少の怪我は大目に見てもらいましょうか。